年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
Youtubeやブログで車中泊旅を発信する私たち「とうちゃんはテンネンパーマ」の主催する、車中泊イベント「居酒屋バンライフ」。
今年(2023年)4月の新潟でのイベントに続いて、第3回目の車中泊イベントが、静岡県静波海岸のビーチで7月15〜16日に開催されました。
大人子供もたくさん集まり、アクティビティも盛りだくさんだったイベントのようすを詳しくレポートします!
▼前回の「居酒屋バンライフ」のようすはコチラ!
静岡県の中部、牧之原市にある「静波海岸」は、夏は海水浴場として人気の場所です。御前崎とともに人気のサーフスポットであり、多くのサーファーも訪れます。
私たちも以前サーフィンで静波海岸を訪れたことがあり、その際には今回イベントを開催した駐車場で車中泊をしたことがありました。
こちらの駐車場は海の目の前に位置し、シャワーとトイレが常設され、売店でビールも買える。何よりもオーナーさんがホスピタリティ溢れていて、とても居心地が良かったのです。
今回オーナーさんにイベント開催について相談をしたところ、快く承諾していただき、車中泊イベント「居酒屋バンライフ」の開催が実現!
イベント当日は、東は千葉、北は長野、西は大阪から、約20台の車両がこの地に集結しました。
会場にはキャンピングトレーラーやバスコン、トラキャン・バンコン・アメリカのスクールバスをベースにしたキャンピングカーなど、個性豊かな車両がずらりと並び、ちょっとしたキャンピングカーショーのようでした。
夏の車中泊は「暑さ対策」がマストになるため、「標高が高い場所の方が良い」「山や川などの涼しいポイントで車中泊した方が良い」と言われています。また、車中泊イベントも、過ごしやすい春や秋に行うケースが多いのです。
ではなぜ、あえて夏に、海抜0メートルの海の近くで車中泊イベントをするのかというと、それは夏だからこそ、海での車中泊を楽しんでもらいたいと思ったからです。
私たちは長年真夏の海で車中泊をしてきていますが、日中は海でサーフィンや海水浴などのアクティビティができれば、暑さを凌いで楽しむことができます。
また、夜は海風が吹いていれば、車内の風通しをよくすることで真夏の車中泊もそんなに寝苦しくはならないんです。
こうした経験を生かして、たくさんの人に、山や川だけに限定されない海の近くでの車中泊を楽しんでもらいたいと思い、イベントを企画しました。
私たちが子連れ(夫婦+子供2人)で車中泊を楽しんでいることもあり、イベントに来てくれる人たちも子連れ家族が中心。ただ、普段海遊びをあまりしない家庭だと、イベントに参加しても、日中どう過ごしたら良いのかわからないものですよね。
今回の参加者は、大人35名・子供30名と、子供の数がかなり多め。初対面の子供たちが、一緒に遊んでいるうちに仲良くなれるように、夏休み気分を味わえる遊びをたくさん用意しました。
私たちだけで企画をするのは難しい部分もあったのですが、参加者がそれぞれ自らさまざまな遊びを企画し、準備をしてくれたおかげで、盛りだくさんのイベントになったと思います。
今回のイベントでは、ロング流しそうめん・スイカ割り・射的・花火大会・SUP体験会・ビーチフラッグ大会と、夏だからこそ楽しめる子供向けの遊びをたくさん企画・準備しました。
1日目は、集合時間がちょうどお昼頃だったので、まず最初に「ロング流しそうめん」を開催しました。
本格的な竹の流しそうめんセットに、そうめんや朝採れたてのミニトマト・ゼリーなどを流したところ、子供たちも大興奮!
子供たちがお腹を満たした後は、大人も流しそうめんを楽しみました。
その後は夏の定番「スイカ割り大会」。
参加者から多くのスイカの提供があり、子供も大人も参加し、合計6個のスイカ使ってスイカ割りを楽しみました。
大変だったのが、スイカ割りの後。 割ったスイカが大量すぎて食べきれず・・・。
最終的には、スイカとさまざまな調味料をミキサーに入れて、スイカジュースを作りました。調味料を変えて10レシピほど試しましたが、1番ヒットしたのは「塩・レモン味」だったようです。
夕方からは射的大会を開催。
キャンピングカーの後ろにテーブルを追加して射的台を作り、多くの景品が並べられました。受付などスタッフは、参加した女子中学生や高校生のメンバーが担当しています。
そのようすはまるで学校の文化祭のよう。子供たちも景品をたくさんゲットして、とても嬉しそうです。
そして夜の締めには花火大会も。1日目の最後まで、夏を満喫できる遊びが盛りだくさんでした。
いよいよ大人たちが楽しみにしていた「居酒屋タイム」です。参加者全員がクルマを停めた場所の中央に焚き火台を作ると、周囲が暗くなってきたころから、参加者がお酒を片手に集まってきました。
「ここにいるみなさんと、これを機会にぜひ友達になって帰ってください!」
主催者からのあいさつの後は、各自お酒とともにおしゃべりを楽しみます。
居酒屋タイムで特に人気が高かったのが、「アウトドア居酒屋」。青と赤の居酒屋のれんと赤提灯に、大人がどんどん吸い込まれていきます。
さまざまな日本酒のラインナップの他にも、各自持ち込んだお酒がいっぱい!みんなで持ち寄った焼き鳥や豚の角煮、栃木の生湯葉や燻製ポーク、うずらの卵などなど、ついついお酒が進むおつまみがたくさん用意されていました。
そして盛り上がってきたところで、ウクレレ演奏によるカラオケ大会がスタート!騒がしくしても周囲に民家もなく、駐車場のオーナーさんも許容してくれるところが、この会場の素晴らしいところです。
夜遅くまでわいわいと楽しく、それぞれの時間を過ごしました。
翌日はとことん海を楽しむ日!今回、SUPを持っている人は自宅から持参してもらい、海で「SUP体験会」を行う予定でした。しかし、2日目は風速5〜6mの強風・・・。
我が家もSUPとライフジャケットを用意していたのですが、風で流される可能性も高かったため、泣く泣く中止ということになりました。
その代わりに、各自が自由に海水浴や波乗りを楽しむことに。
そして最後に「ビーチフラッグ大会」を開催しました!
未就学児・小学生低学年・高学年・大人女性・大人男性と、グループを分けてそれぞれが対戦。
あまりにも熱くなりすぎて、大人男性チームは砂に足を取られて転ぶ人が続出!毎回対戦グループの誰かが豪快に転ぶので、みんな大笑い。私もお腹が痛くなるほど笑いました。
大人女性・男性の中で優勝した人には、テンネンパーマオリジナルのアパレルブランド「Tennenperm desgin」より、今回だけの限定カラーTシャツをプレゼントしました!
子供には、駄菓子詰め合わせセットを贈呈。
みんなで全力で走ってヘトヘトに疲れた後に、なんと参加者から喉を潤すメロンソーダの差し入れがありました!
このタイミングでのメロンソーダは、体に染み渡りかなり最高でした!
今回参加された方からは、以下のような感想を聞くことができました。
子供が楽しめる企画盛りだくさんな車中泊イベントはなかなかないので、参加者のみなさんも大満足のようすでした。主催者としても、喜んでもらえてとても嬉しかったです。
やはり、子どもたちが心から楽しんでくれることと、イベントで仲間を作ってくれることが最高だと感じました。これがまさに、私たちが本来やりたかったことなのです。
大人だけにフォーカスしたイベントでは、子供たちは各自持参したゲームをそれぞれのクルマで楽しむといったように、せっかくのイベントでも家での過ごし方と変わらなくなってしまうんですよね。
また、今回イベント参加車両台数を「20台限定」にしたことにも理由があります。
今まで「参加者が増えれば増えるほど仲の良い人たちで固まってしまい、初めて参加する人は周りの人と交流しづらい」という状況を、他のイベントでもたくさん見てきました。
ある程度人数を絞ることで、ひとつの場所で全員が焚き火を囲んでお酒を飲んだり、イベントを通じて一気に仲良くなったりと、距離を縮めることが可能になります。
それを実現でき、参加された方からも満足の声をもらえて本当に良かったです!
私たち家族は、ずっとサーフィンやスノーボード・川遊びなど、アウトドアアクティビティを最大限楽しむための手段として「車中泊」をしてきました。
イベント開催時は、ひたすら食事やお酒を楽しむだけでなく、「遊び」を交えたスタイルを、参加する方にも楽しんでもらいたいと思っています。
今後は、今回のような海遊びのほか、湖でSUP体験会をしたり、冬にはスキー・スノーボードをした後に車中泊を楽しむなど、アクティビティも付け加えた車中泊イベントを企画したいと思っています。
イベントは今後も定期的に開催予定です。興味のある方は、ぜひYouTubeチャンネルなどで実際のイベントのようすをチェックしてみてください!
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。