昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。
最近SNSなどでよく見かける軽バンを利用したバンライフ。
軽バンは運転がしやすいので、狭い道が通れたり、小回りが利いたり、駐車が楽など、運転にあまり慣れていないかたにぴったりの車両です。バンライフだけでなく、キャンプ場で車中泊するのも流行っていますね!
そこで今回は、筆者おすすめのレンタルできるバンライフ仕様の軽バンを紹介したいと思います。
「Vehicle」シリーズは、スズキエブリィをベースとしたバンライフ仕様の車両です。
実際に筆者も利用してことがあるこちらの軽バンシリーズは、キャンプに行くのにもおすすめ、バンライフデビューにもおすすめ、もう本当に改善点がみつからないくらいおすすめの車両です。「Vehicle」シリーズは、現在5種類の車両が展開、レンタル可能となっています。(2022年4月現在)
その中でも、今回は実際に1泊2日のキャンプにおすすめの2種類を実際に利用した筆者の感想も併せてご紹介していきます。
最初にご紹介するのは、「アドベンチャー Vehicle 」。
山にも溶け込むかっこいい見た目が特徴的ですね!こういったかっこいい車には、ルーフキャリアや、脚立、ルーフテントなど、何か装備を加えて更にごつくしたい、なんてイメージが勝手に膨らんでしまいます。
リアゲートを開けたると、深い色の木張と黒のベースで引き締まっていてかっこいい!
左右と真ん中に設置されている、物が置けるカウンタースペースはとっても便利です。そして、真ん中の取り外し可能なカウンターは、水道の下に収納することができます。カウンターを取り外すと、右側の水道の棚にはフックのようのものが現れるので、そこにこだわりのキャンプギアを飾ったりするのも良いですね!
乗車定員は4名で、大人2名が就寝可能です。写真を見ただけでは運転席と助手席の2名乗りに見えますが、運転席うしろの床面にも座席が隠れています。フロアを上に持ち上げると、2名掛けの後部座席が登場するのです。
これで車が4人乗りに早変わりです。就寝は2名までなので、例えばこのバン1台を利用して4人でキャンプに行くとしたら、2人用のテントを持っていけば、全員が就寝スペースを確保することができます!
もちろん、1人でキャンプに行くのにも相性が良いです。
「Vehicle」シリーズは、デザイン性も利便性も兼ね備えているのに、とてもシンプルに設計されています。軽バンの荷室の広さを活かして、たくさんの荷物を積み込むことが可能です。
現地に着いたら、物は最前列の座席に置いたり、持ってきたキャンプグッズを設営したりすれば、後ろのスペースに十分な空間を確保することができます。
次にご紹介するのは、淡い色の塗装が施された外観でかわいい見た目が特徴的な「シーサイドVehicle」です。
車内の基本的な作りは、先ほどのご紹介した「アドベンチャーVehicle」とほとんど同じでが、白をベースに明るい色の木材を使用することで、明るめの爽やかな印象にかわっています。名前の通り、シーサイドに行って、ゆったりのんびりとコーヒーでも飲みたくなるような車です。
お気に入りポイントは、車内の丸い窓です。船を連想させるこの小窓から海を眺め、波の音を聞きながらコーヒー片手に読書するのもおすすめですよ。
こちらも先ほどの「アドベンチャーVehicle」同様、乗車定員は4名、就寝は2人です。
こちらも筆者のお気に入りポイントは、シートまでかわいくアレンジしてあること。クルマのシートは、なにもアレンジを施さなければクルマ感がすごく出てしまいますよね。しかしこの「シーサイドVehicle」は、シートまでかわいく、女子の気持ちをしっかり理解してくれています。
「Vehicle」シリーズは車内を見るとわかるのですが、たくさんの機能やデザインが施されているわけではありません。ビルダーさん曰く、それは「『余白』をあえて持たせるため」だそうです。
余白を持たせることで、利用者さんが自分用にアレンジを加えることができ、唯一無二の利用者さんだけのバンになるようにとの思いが込められています。確かに完全に完成しているバンもよいですが、こうして楽しめる余白が残っていると自分流に空間をアレンジすることができて、自分だけの空間、まるで部屋で過ごしているような感覚になります。
ちなみにこの軽バン、デザイン・制作を担当しているのはビルダーのsakiさんというかた。細部までの見た目のこだわりをここまで演出できるのは、利用する側の気持ちをよく分かっているからですね。現在も新たな軽バンを製作中とのことで、今後の新車両も目が離せません!
実際に「Vehicle」シリーズに乗ってみて良かった点をいくつか紹介したいと思います!
ナビを使うので、携帯ホルダーがあるととても助かります!そして友達と車を利用する際には、ホルダーに携帯を置けば、自撮りをすることもできます。
当たり前のような存在の携帯ホルダーですが、あると便利ですよね。
USBソケットやETC、ドラレコ掲載型バックモニターなど、あると便利な装備がそろっていて、長距離のドライブも快適ですよ。
クルマの外から車内を見えなくするために、窓のシェードも常備されています。着替える際や就寝時には窓のシェードがあると安心です。
制振防音化加工がされているので、外からの音を軽減することができ、一般の車両よりも静かです。制振防音加工により、雨が降った時など、大きな音に睡眠を邪魔される心配も軽減できます。
ポータブルバッテリーが常設されています。携帯の充電、ポットでの湯沸かし、ヘアアイロンや電気毛布の使用などに欠かせない存在です。これがレンタル料金に含まれていて常設されているなんてすごい。
「Vehicle」シリーズは、キャンピングカー のシェアプラットホームCarstayにてレンタルすることができます。
レンタルする際のオプションが豊富なのも、「Vehicle」シリーズのおすすめポイントです。電気毛布やシェラフ、カセットコンロとやかんなど、基本的な装備はもちろん、なんとスウェーデントーチも有料のオプションで選ぶことができます。キャンプに行くならぜひ試してほしい、おすすめのオプションです。
かさばるものは全てオプションでレンタルしてしまえば、リュックサック一つだけ背負ってバンの受け取り場所に行き、そのまま身軽でキャンプ場に向かうことができますよ。
バンライフ仕様の軽バン「Vehicle」シリーズは、1泊2日でキャンプに行くのも、10日ほど借りてバンライフデビューをするにもおすすめです。軽バンは、小回りもきいて運転しやすいため、初心者のかたに最適は車だと思います。
いつかやりたいと思ってる「キャンプ」「バンライフ」を今年こそデビューしてみませんか。
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昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。