東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
こんにちは!週に1度、夫の休みに合わせて車中泊やワーケーションを楽しんでいるライターのharu.です。
みなさんは、車中泊や車中泊キャンプで自炊をする際、どのような食材を使用しているでしょうか。
筆者は車中泊キャンプの際、外食やテイクアウトのお弁当を利用することもありますが、「今回は節約車中泊にしよう」となった場合や、天気が悪くあまり出歩きたくないときなどは、食材を持参して自炊するようにしています。
自炊する際に持っていく食材や調味料も、できるだけお手頃価格で購入でき、豊富な種類がある店舗をチョイス。そうすることで、手間もお金もあまりかけず、おいしい食事を食べることができているんですよ。
今回の記事では、筆者が車中泊キャンプの際によく利用しているスーパーや、普段使っている便利な食材などをご紹介していきたいと思います。
車中泊キャンプで自炊をする予定がある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
主食のごはんは、無洗米を使用して車載用炊飯器や鍋で炊いているという方が多いと思います。
筆者も基本的には炊飯器などで炊くようにしていますが、今日は簡単に済ませたい!というときのために、水やお湯を入れるだけで食べられる「アルファ米」のごはんを車内にいくつか常備するようにしています。
アルファ米のパックごはんは種類も豊富にあり、車中泊やキャンプ、登山などに最適。お湯か水を入れるだけなので、待っている間におかずを用意するなど、時間の活用にも役立ちます。
現在ではアルファ米のように、湯をいれるだけ・温めるだけで食べられるごはんやカップスープなど、手軽に食べられる商品がたくさん発売されています。
災害時にも役立つ手軽に作れて長期保存可能な食品類。車中泊キャンプ時にもおすすめです。
スペースや設備が限られている車中泊キャンプでの調理。野菜の皮をむいたりカットしたりと、慣れない&狭い場所で調理をするのはとても大変ですよね。
筆者も車内や屋外での調理のためにさまざまな工夫をしていますが、それでも自宅での調理に比べると時間も手間もかかり、面倒に感じてしまうことが多々あります。
そんな車中泊キャンプでの野菜の調理におすすめなのが、スーパーやコンビニで手軽に購入できるカット済みの野菜。サラダ用や炒めもの用、カレーや豚汁用など豊富な種類がそろっています。
カットレタスや千切りキャベツ、もやしのように1種類の野菜のみが入ったカット野菜もありますし、料理に合わせて数種類の野菜が1袋に入っているものもあります。
料理に合わせたカット野菜を選ぶことで、他の野菜を用意したり、下処理する必要がなくなるんですよ。
サラダや焼きそばの具材・鍋料理など、包丁いらずで作ることができちゃいます。
なかには皮むきやカットだけでなく、下茹でまで完了しているものも。
下茹でされている商品をチョイスすれば、野菜の皮むき・カット・茹でるまでの工程をすべて省くことができるので、時短調理にも役立ちますよ!
車中泊キャンプの食材調達でおすすめしたいのが、豊富な種類の食材を取り扱っている「業務スーパー」。下処理が終わっている冷凍野菜や、調味料、レトルト商品など、手軽に使える食材をかなりお安い価格で購入することができます。
「業務スーパー」というだけあり、商品は業務用の大容量タイプが多め。少量を使用する場合は、あらかじめ保存袋などに小分けにしてから持参するとよいでしょう。
業務スーパーで特におすすめなのが、冷凍野菜やカット済みの肉・シーフードミックスなどの下処理いらずの食材。袋を開けてそのまま調理に使うことができ、時短調理に最適。調理の際にでる野菜クズなどのゴミも減らせるんですよ。
下処理いらずの食材は便利に使うことができる反面、冷凍・冷蔵食品は常温で長く置いておくと傷んでしまうため、移動中どうやって保管しておくか?がポイントになります。
冷凍・冷蔵が必要な食材は、できれば車載用の冷凍・冷蔵庫に保管するとベスト!しかし筆者のように、「クーラーボックスや保冷バッグは持っているけれど車載冷蔵庫は持っていない」という方も多いのではないでしょうか。
実は車載の冷凍・冷蔵庫がなくても、クーラーボックスや保冷バックがあればOK!保冷するためのアイテムを追加するなど少しの工夫をすることで、移動する数時間の保管が可能になります。
筆者は食材を車中泊に持参する際には、クーラーボックスに保冷剤やドライアイスを一緒に入れておき、現地に着いて調理するタイミングで半解凍〜解凍状態になるようにしています。
長時間持ち運ぶ必要がある場合は、解凍後にそのまま使用可能な食材を選ぶのがポイント。
クーラーボックス&多めの保冷剤でしっかりと冷やしながら現地へ向い、トイレ休憩の際などにクーラーボックス内の温度確認を。
もし内部があまり冷えていないようなら、途中のコンビニ&スーパーで氷やドライアイスを追加して、解凍後も食材が常温にならないようにするのがおすすめです。
車中泊中の食事を手軽に済ませるなら、カレーやパスタソースなどの「レトルト食品」が最適。お湯で温めるだけで食べることができるので、面倒な調理の手間を省くことが可能になります。
また開けるだけで食べることができる「缶詰類」も、あるととても便利です。お好みのものを選んで持参しておけば、調理にプラスする食材としてだけでなく、おかずやお酒のおつまみとしても最適です。
その他に筆者がよく購入しているのが「食パン」。特に業務スーパーの食パンはお手頃価格ですが風味も良く、とてもおいしいので朝食用にカットし小分けにして持参するようにしています。
朝食時には、フライパンや網などで焼くだけ。あとはカップスープやコーヒーを添えれば、あっという間に朝食が完成しますよ。
寒くなると体の芯から温まる「鍋料理」が恋しくなりますよね。車中泊キャンプで鍋料理を作るなら、業務スーパーの鍋つゆがおすすめです!
業務スーパーの鍋つゆは1袋95円(税込)とかなりお安く、大容量!味噌や塩、鶏白湯しょうゆやちゃんこ鍋など、6種類ほどの中からお好みの味を選ぶことが可能です。
カット野菜やカット済みの肉・野菜と鍋つゆを持参すれば、包丁やまな板などがなくてもあっという間に温かい鍋料理が完成しますよ。
業務スーパーの鍋つゆは大容量&袋入り。1〜2人分の少量の鍋料理を作る場合は、あらかじめ使用する分だけをペットボトルや水筒などに小分けにしてから持参すると無駄がありません。
今回は、車中泊で使用するのに便利な食材&車中泊キャンプ前におすすめの格安スーパーなど、車中泊キャンプの食材に最適な情報をご紹介しました。
自宅と違い、設備が整っていなかったり調理スペースが取れなかったりと、車中泊キャンプでの調理はかなりの工夫が必要になってきます。
そんな「いつもと勝手が違う」場所での調理でも、手軽に使える食材をチョイスすることで調理自体のハードルが下がり、楽しくおいしい料理を作ることができるようになるんです。
ぜひ今回の記事を参考に、安くて便利な食材を購入し、おいしい車中泊キャンプ飯を作ってみてくださいね!
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。