2人で脱サラをし、2020年9月より日本の全市町村1732箇所を巡る旅を始めました。 旅の目的は、「事情があって旅行ができない方」に向けて、日本全国の絶景をVRカメラで撮影をし届けるためです。 普段は、ルーフテントで寝ています。よく食べ、よく笑う元気なふたりです。よろしくお願いします!
旅の自由度を上げる選択肢として車中泊を選ぶ人が増えてきました。しかし、いざ車中泊の準備を始めると、具体的にどんなものが必要なのが分からない!と困ってしまいがち。私も車中泊旅に出発する前はどんなものが必要になるか分からず「準備しておけばよかった」「あれを持ってこればよかった」と現地で後悔した経験がありました。
今回の記事では、車中泊旅で起こりがちな困りごと、そしてその解決方法を5選つ紹介します。身近な生活部分に着目しているので準備物に取り入れていただくと、車中泊先で困ってしまうリスク回避ができます。ぜひ参考にしてみてください。
▼事前準備【夜編】はこちらをチェック!
道の駅、公園、キャンプ場ではたまにあることなのですが、トイレットペーパーが置いていないトイレがあります。普段の生活でトイレットペーパーの置いていないトイレに入ることがあまりないので、ついつい持っていくことを忘れがち。1ロールでいいので常に車に乗せておくと安心です。
屋外のトイレは場所によっては汚れている場合があるので、こちらも一緒に車に乗せておくと清潔に使用できるので安心です。車中泊をしはじめてから、普段使っている綺麗なトイレには必ず清掃をしてくれている人から安心して使用できるのだと、当たり前のことなのですが改めて感謝するようになりました。使わせてもらうトイレなので綺麗に使うように心がけていきたいですね。
紹介したトイレットペーパーとクリーナーは、どちらも事前にトイレの状態を知っておかないと用意することができません。そのため、切羽詰まった状況だと難しいところですが、初めて訪れる場所では一度見回りをしてから使用する癖をつけ、何かあっても対処できるようにして車中泊旅を楽しみましょう!
生きていく上で食料よりも大切な水。人が1日に必要とする量は、最低でも1.5ℓともいわれています。車中泊では、飲水用、調理用と水を使うことが多いので、水の確保がとても大切になってきます。
少し車を走らせればコンビニやスーパーがあり飲水が手に入るので事前にしっかりと確保しておけば問題ないと思いますが、それが毎回となると費用がかさみます。毎回必要なものだからこそ費用を抑えたいところですね。
マックスバリュは(宮城、福島、茨城、栃木、群馬、長野、奈良、和歌山、鳥取、島根、徳島、高知を除く)35都道府県に店舗があるため、車中泊で県外に行く際にもとても利用しやすいです。
・全てのWAON掲載カード
・イオンカード、イオンセレクト、イオンゴールドカード、イオンオーナーズカード
この中のカードと専用ボトルを持っていれば一日2ℓまで水が無料でもらえます。
対象のカードがなくても専用ボトルのみでも2ℓあたり20円で販売しているのでこちらもかなり安いですよね。
①店舗によって給水の機械が異なるため、1種類の専用ボトルでは水がもらえない場合がある
マックスバリュでは、給水の機械に合わせた専用のボトルがあり、機械の種類が異なる場合には給水ができません。水を貰うためには専用ボトルを購入する必要があります。
私は、兵庫県に行った時に異なる3種類の専用ボトルに出会いました。さすがに3種類のボトルは購入していませんが、2人で旅をしているので水の消費量を考え、ストックとして2種類のボトル計8ℓ分の水が入るボトルを車に積んでいます。2種類あることでかなりの数のお店で水をもらうことができるようになりました。
②WAONカードでは無料で水がもらえない場合がある
公式サイトには無料給水対象カードとしてWAONカードが紹介されているのですが、機械によってはイオンカードでしか水がもらえないものもあります。
もしマックスバリュでの給水を考えているのなら、断然イオンカード発行をおすすめします。
・WAONカード→発行に300円
・イオンカード→発行料無料、年会費無料
発行まで少々時間がかかってしまうイオンカードですが、初期費用が安いこと、確実に給水ができることの2点から考えてもWAONカードよりおすすめです。
私もWAONカードも持っていますが、最終的にイオンカードをメインで使うことになったので、利用することを検討している方は事前にイオンカードを作ってみてはいかがでしょうか。
観光地の銭湯や温泉などの入浴施設には高確率でシャンプーやリンス、ドライヤーが置いてありすごく便利です。しかし、少し足を伸ばして山奥の温泉や、料金が格安な銭湯へ行ってみると、装備品が一部または全くない場合があります。
そんな時に困ることがないように、外でのお風呂には必ずマイお風呂セットを持ち歩きましょう!
私は、シャンプーやリンスなどは小さめのポンプ式の容器に。そしてそれらは防水加工の施されたポーチに入れています。
ポーチは防水加工がされているのでお風呂場まで持っていくことができます。
・薄くて軽いので持ち運びや収納に便利
・チャックがついているので細かなものも入れやすい
・使用時や中を乾燥させるときに引っ掛けることができる
最初は小さめのカゴなどに入れていましたが、使い比べてみてメリットが多数だったのでポーチを使うようになりました。
車中泊において「かさばらない」ことはかなり重要です。女性は男性よりも衣服や化粧品やケア商品など、どうしても持ち物が多くなってしまうので、どのように車に収納するかが大切になってきます。
もしこれから探す方は、収納や持ち運びがしやすく、使いやすいものが見つかるといいですね。
旅先で入浴施設を利用する場合、タオルは持参する場合が多いと思います。1泊2日など短い期間での車中泊旅では、使用したタオルはそのまま持ち帰ることが多いと思いますが、長期になると毎日コインランドリーに通うことはできないので、車内でタオルを乾かします。
吸水性には優れているが生地が厚く乾きにくいものは匂いが気になり、車内を生乾き臭でいっぱいにしてしまいます。
私が使っているタオルは
・バスタオル一枚で大人2人が余裕で拭ける
・翌朝にはほぼ乾いている
・生乾き臭などの匂いが発生にしにくい
・軽量でかさばらない
など車中泊で使用においてもすごく便利です。
車の中で干すのにちょうど良いのが、窓の上についているアシストグリップ。
アシストグリップを使用する際にできる隙間に突っ張り棒通します。
あまり重いものは突っ張り棒がしなってしまうので適していませんが、タオルくらいの重さならば十分支えてくれます。
車内干しは速乾性のあるタオルを選ぶことで、車中泊生活が快適なものへと変わります。悩んでいる方はアウトドアショップなどで実物を見て検討してみてください。
家で生活している時にはあまり気付かないものですが、車中泊において結露は大敵。特に冬場は朝起きると窓や壁に水滴がいっぱいです。
私は普段ルーフテントに寝ているのですが、車と同様に機密性が高いせいなのかタオルがびっしょりになるほど結露します。
毎朝結露処理をする作業をどうにかしてなくしたいと思い、2つの繰り返し使える除湿機を取り入れました。給電式と無電源がどちらも効果が感じられたので紹介します。
①無給電式
こちらの除湿剤は中に除湿ペレットが入っており、シリカゲルのように湿気を吸ってくれます。75mlの水を吸うことが可能でありながら横に倒しても吸った水が漏れることもないので、寝ている間の結露だけでなく、日中ルーフテントを閉じている間の布団の湿気もとってくれるのでかなり重宝しています。
除湿ペレットが湿気を吸って色が変わったら、電源に繋げて熱でペレットを乾燥させることで繰り返し使うことが可能です。
②給電式
こちらはUSB給電をすることで稼働し、空間内の湿気を吸ってくれます。朝起きると、空気中の水分が下の容器に溜まっています。目視で分かるほど水を吸ってくれているので、毎朝確認するのがすごく楽しいです(笑)こちらもモバイルバッテリーやポータブル電源などを繋げば繰り返し使えるのでとても便利です。
この2つを使うようになってから、朝の結露処理の煩わしさからかなり解放されました。今までは朝起きると天井や壁がびしょびしょで、タオルを何度も絞って拭いていましたが、この2つを使用すると、少し湿っている程度の水量なので、何度もタオルを絞ることもなく、一度の拭き取りで完了するようになりました。車中泊をするうえで必ずといっていいほど直面する問題なので、簡単に処理ができるように対策をとってみることをおすすめします。
今回の記事では、車中泊をはじめたばかりの頃に私も実際に直面した、見落としがちな困りごとに焦点を当ててお伝えしました。
トイレ、お風呂、飲み物、タオルの乾燥、空間の除湿など、どれも生活する上では大切なことです。
車中泊はメリットも多数ですが、家より不便なこともたくさんあります。しかし、事前準備や工夫次第で困りごとは減らすことができます。
これからはじめての車中泊をする方は、近場のスポットから始めてみて“自分にはどんなものが必要なのか”を見極めてから、遠出をするとより快適に過ごすことができますよ。
▼キャンピングカーのご予約はこちらから!
2人で脱サラをし、2020年9月より日本の全市町村1732箇所を巡る旅を始めました。 旅の目的は、「事情があって旅行ができない方」に向けて、日本全国の絶景をVRカメラで撮影をし届けるためです。 普段は、ルーフテントで寝ています。よく食べ、よく笑う元気なふたりです。よろしくお願いします!