2人で脱サラをし、2020年9月より日本の全市町村1732箇所を巡る旅を始めました。 旅の目的は、「事情があって旅行ができない方」に向けて、日本全国の絶景をVRカメラで撮影をし届けるためです。 普段は、ルーフテントで寝ています。よく食べ、よく笑う元気なふたりです。よろしくお願いします!
車中泊の目的は人によってさまざま。意気込んで出かけても、暗くなるにつれて「あれ、こんなものも必要だったのか!出先だしどうしよう」と困ってしまうことがあります。
かつて車中泊初心者だった私は、車中泊前にシュミレーションをし完璧だと思って出かけても、実際の車中泊では想定外のことが多々起こり困ってしまった経験がありました。
今回の記事では、車中泊先で就寝するまでに起こりがちな困りごと、そしてその解決方法を6選紹介します。車中泊が初心者のかたも、ここを押さえておけば安心して車中泊することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
事前に車中泊スポットを調べていても、
など、旅先では予期せぬトラブルが起こります。
①drivePマップ
スマホアプリ「drivePマップ」は、無料で日本全国の道の駅、RVパーク、日帰り入浴施設が一目で分かるというアプリです。
車中泊場所とお風呂はなるべく近くに立地していると助かりますよね。また、現在地情報をアプリに共有すると、近くにある施設を調べることもでき、すごく便利です。
②Googleマップ
drivePマップで調べた車中泊場所が実際どのような立地であるのかを、Googleマップの航空写真で調べます。
などを見ておくと、訪れてからのミスマッチを防ぐことができます。
私が車中泊場所を探すときは、前日と翌日の旅の予定を組むのに都合が良く、お風呂の近い場所はどこなのかを照らし合わせて探します。そのため、この方法がとても効率的なんです。
とはいえ、初めての車中泊では、確実に泊まれるかわからない場所へ行くことに対しては不安もあるかと思います。
そんなかたには「Carstayステーション」もおすすめ。
Carstayステーションは、事前予約制の車中泊スポット。確実に車中泊が可能なので、日中は車中泊先を気にすることなく過ごせます。
訪れる場所によって設備や追加オプションが異なるので、確認してから行くと自宅での事前準備もしやすいです。
私が利用したCarstayステーションにも、水道・トイレ・シャワー・BBQ設備がありとても助かりました。夜も静かに眠ることができ利用して良かったと思いました。訪れる場所によってさまざまな過ごし方ができるのでとても楽しく、初めての車中泊にも安心して使えます。
旅にどんな服で行ったらいいか悩んだことはありませんか?
天気予報を確認しても日中と夜との気温差が激しかったり、訪れたことがない場所だったりすると、何を着ていけばいいのだろう…何を持っていけばいいのだろう…と悩んでしまうもの。
実際旅をしてみて日中は問題なく過ごせても
なんてことがよくあります。
おすすめな服は、軽くてコンパクトな上着!
ユニクロで販売している機能性に優れたダウンです。軽く、小さくまとまるので荷物が限られる車中泊でもすごく助かります。北海道では夏でもウルトラライトダウンが必須!との声もよく聞くので、1枚あるといざという時に力を発揮してくれます。
「機能性に優れたお洒落なレインウエアが欲しい」と購入したのがこれ!
雨が降っていても両手が空くほか、動きやすいので山登りや滝などのスポットに訪れる際にも重宝します。
私は旅先で急な気温や天気の変化で、この2着に助けられたことが何度もありました。これからもお世話になり続ける2着だと思うので、本当に買って正解でした。気になる方は店頭で羽織って着心地や機能性を確かめてみることをおすすめします。
暗い場所でもスマホにライトがついてるし、わざわざライトは持っていかなくても大丈夫!なんて思っていませんか?
私も旅に出るまではそう思っていました。確かにスマホのライトは手軽でとても便利です。しかし、旅に出るのならスマホ以外のライトを持っていくことをおすすめします。
なぜなら
実はこれ全部私の体験談です。今まで灯りがある生活が当たり前だったので「こんなに灯りがない場所と遭遇するものなのか!」と現地で後悔しました。
ライトは一般的に電池式・充電式の2種類があります。私が購入したのは電池式です。
電池式は、
この2つの理由が購入の決め手でした。
旅先での使い方を想像して、スタイルに合っているものを購入することをおすすめします。
耳元を過ぎ去る虫の羽音に飛び起きた経験はありませんか?
私が虫が苦手で、羽音がしただけでパニックになります(笑)
ライトをつけても姿は見つけられない、羽音が気になって眠れない、そもそも虫が苦手なので同じ空間にいることが耐えられないし刺されたくない!
車よりも広い面積の部屋でもすぐに蚊が姿を見せなくなりました。効果覿面です。
その他にも、虫除けスプレーと虫刺されの薬は、自然豊かな場所の散策時に役に立ってくれます。虫が苦手な方は車に常備しておくことをおすすめします。
私は幼少期、花火大会の会場で大の字で寝てしまうほどどこでも寝られる人間だったので、旅に出かけるまでは睡眠環境について特に心配していませんでした。
しかし、初めて車中泊に出かけた日の夜のこと。眠りにつこうと目を閉じたのですが、「車のエンジン音がうるさい…トラックのライトが眩しい…」と、全く寝付くことができませんでした。外の世界と隔てるものは布のみという、ルーフテントでの車中泊だったこともあり、“人の気配”にかなり過敏になってしまいました。
役に立ったのは、アイマスクと耳栓。
環境の変化で寝つきにくいかたは、普段の睡眠環境で使っているものや、安眠できるグッズをもっていくと安心して眠りにつけるかもしれません。
ちなみに、このアイマスクはUSB給電でホットアイマスクにもなる優れもの!
使用で感じるメリットとしては
などです。
睡眠は旅の中でも重要度が高く、ここを怠ると翌日の気力や体力にも影響します。
ご自身の睡眠の質アップのためにも、出発する前に使いやすい耳栓とアイマスクを用意するのがおすすめです。
あなたは車中泊の防犯対策について考えたことがありますか?
意外と油断しがちなのは、夜のトイレ。こんな時間に誰もいないだろうと思ってしまいがちで危険なんです。
何かあってからでは遅いのでしっかりと対策しましょう!
いつも手元にあるスマホなので持ち歩きやすく、無料アプリなので取り入れやすいと思います。
使い方はとても簡単!
①アプリを立ち上げる
②アラームを設定し、音量を最大にし持ち歩く
③トラブルがあったらスマホを大きく振る
これだけで大きな音が鳴り響き、周りに助けを求めたり相手を怯ませたりすることができます。
女性やお子さん連れの車中泊の防犯対策としておすすめです。
実は、私は以前まで防犯に対しての考えが甘く、対策することがいささか自意識過剰なのではないかと思っていました。
しかし、さまざまな場所で車中泊をする中で、用心するのは自分自身を守ることと同時に、自分の大切な人にも車中泊先でもしっかりと対策をしているから大丈夫なのだと、安心してもらえるということにつながるのだと気づきました。
自分と周りの人のために防犯対策を心がけたいですね。
普段と違う環境で過ごせるのは車中泊の醍醐味でありますが、慣れない場所では想定外のことも起きやすいもの。
事前準備をしっかりと行って、楽しい車中泊にしたいですね。
初心者のかたは、まずは近場のカースティやRVパークなどの確実に泊まることができる場所から車中泊に挑戦してみることをおすすめします。
車中泊に慣れてきたら徐々に距離を伸ばしていろんなところに行ってみましょう!
次は、車中泊での困りごとと事前準備【朝・日中編】をご紹介しますので、お楽しみに!
▼おすすめの場所や持ち物リストはこちらの記事もチェック!
2人で脱サラをし、2020年9月より日本の全市町村1732箇所を巡る旅を始めました。 旅の目的は、「事情があって旅行ができない方」に向けて、日本全国の絶景をVRカメラで撮影をし届けるためです。 普段は、ルーフテントで寝ています。よく食べ、よく笑う元気なふたりです。よろしくお願いします!