年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。
夏休みを利用して家族で北陸&紀伊半島一周10日間の車中泊旅に行き、石川県金沢市のお隣、白山市(はくさんし)にあるCarstayステーション「ロンドンバスホテル」で 車中泊をしてきました。
今回は「ロンドンバスホテル」施設の設備や、日本で初めてのロンドンバスを使ったホテルができた経緯、周囲のおすすめの日帰り温泉・観光スポットなどをご紹介します。
今回利用した車中泊スポット「ロンドンバスホテル」。このロンドンバスは、オーナー自らがイギリスから船を使って輸送し、港からこの場所まで運転されてきたそうです。
この高さのバスが通れる道路も限られていて、事前にルートを調べて運んでくるのが大変だったとか。「バスを使ったホテル」というのは日本初であり、それだけでも注目度が高いですよね。
家族でバスの中を見学しましたが、ロンドンバスの赤色をモチーフにこだわりのお洒落なインテリアでまとめられており、ひと目見て「ぜひ泊まってみたい!」と思いました。
1階にはキッチン・ダイニング・シャワー・トイレがあり、2階には快適そうな寝室スペースがありました。最大4名まで泊まることが可能です。
バスの運転席や座席も残してあるので、イギリスで走っていたロンドンバスの雰囲気を楽しむこともできますよ。
バスの宿泊は1日1組限定で、「airbnb」のサイトなどから宿泊予約ができるそうです。
(1)水道
上写真左側、芝生の敷地内に水道があります。こちらの水道を使って洗面を済ませたり、ポリタンクに水をくんだりできます。
(2)24時間利用可能なトイレ
車中泊ステーションから少し歩きますが、80mくらいのところに「ひばりの児童公園」があり、こちらのトイレを使うことができます。公園自体はとてもきれいで、設備の管理も行き届いていました。
子供がいれば、トイレに行くたびに遊具で遊ぶというルーティーンも可能です。
夜のトイレの様子
トイレまでの道中は公園自体も外灯で明るいので、安心です。
トイレ内部もとても清潔で、ウォシュレットも付いており想像以上に快適に使用できました。
(3)敷地内で調理も可能
こちらのCarstayステーション(車中泊スポット)は、敷地内で火を使った調理やバーベキューなども可能です。
今回は夜遅くなってしまったため外食で済ませましたが、朝はクルマに備え付けのスライドキッチンで朝食を作り、芝生の上にテーブルを広げて優雅に食事をいただきました。まるで自宅の庭で食事をしているようです。
敷地内に自動販売機もありますので、いつでも冷えた飲みものを購入できますよ。
(4)ゴミ処理
ゴミは1袋200円で引き取ってもらうことができます。
長期間の車中泊旅の場合、どこにゴミを捨てるか、とても悩みますよね。こういったCarstayステーションでゴミ処理できるのは、本当にありがたいです。
(5)フリーWi-Fi、AC電源
フリーWi-FiやAC電源を使うこともできます。芝生にテーブルを広げて、ちょっとパソコン作業したりするのにも良いですね。
日本初のロンドンバスホテルの隣に車中泊できるため、「インスタ映え」すること間違いなしです。
車中泊の際は、愛車とバスと一緒に写真を撮り、SNSで自慢しちゃいましょう!
子供たちも、いままで見たことのない大きなバスの隣に泊まれるということで、かなりテンションが上がっていたようです。
ホストさんはとても親切なかたでした。当日は夜の9時過ぎとかなり遅い時間の到着だったのですが、クルマまで来て声をかけてくださり、トイレの場所などを教えてくれました。
フレンドリーなかたで「どうやってロンドンバスを日本に運んだのか」など、とても興味深い話を聞くこともできました。
サーファーということもありおすすめサーフスポットの情報など教えてもらえました!
ここを出発する前に「とうちゃんはテンネンパーマ」のステッカーをオーナーさんにお渡ししたのですが、バスの目立つ場所にステッカーを貼っていただいて、本当に嬉しかったです。
ロンドンバスホテルからクルマで5分ほどのところに「美川温泉元湯ほんだ」という天然温泉があります。今回私たちは金沢市方面から移動してきたので、ここからさらにクルマで20分ほどの金沢市にある「金城温泉元湯」を利用しました。
「金城温泉元湯」は源泉100%掛け流しの温泉銭湯になるのですが、おすすめは「家族風呂」。家族4人でゆっくり1時間の貸切可能で、2,000円という安さに驚きです!
公衆浴場も入浴料金がとても良心的で、大人420円・小学生130円でした。
湯船も洗い場も十分な広さがあって、快適です。
休憩室はエアコンが効いていてソファがあり、ドライヤーも完備されてました。車中泊旅で一番嬉しいのはテレビが置いてあること。お風呂上がりには、家族全員でお笑い番組見て楽しみました。
石川県の金沢エリアというと、江戸時代の面影が残る地区や美術館・伝統工芸などの人気観光スポットがたくさんありますが、今回は私たちならではの穴場情報をご紹介します。
ロンドンバスホテルのある白山市は、日本海から標高2,702mの日本三霊山のひとつである白山までを含む縦に長いエリアで、海も山も自然が豊かな場所です。
スキー場もあり冬はスキーも盛んなエリアですが、夏は日本海のビーチがおすすめです!
金沢市から白山市にかけて美しいビーチが広がっており、砂浜までクルマで入ることもできます。
ここはサーフポイントにもなっており、地元のサーファーで賑わってました。
私たちが訪れたときは波が少し高かったですが、普段はもっと落ち着いた海で水も温かいので、子供たちと遊ぶのに最適なスポットです!
広い海岸線が続いていて「金沢でこんなビーチがあったんだ!」とちょっとビックリしますよ♪
Carstayステーション「ロンドンバスホテル」は、観光スポットとして有名な金沢市からもクルマで20分ととても近いでのも魅力です。
ロンドンバスを改装したホテルは一見の価値ありです!閑静な住宅街にあるので、周辺も静かで快適に泊まれますよ。ぜひ北陸の車中泊旅の際に利用してみてくださいね。
「ロンドンバスホテル」との車中泊動画
「ロンドンバスホテル」に実際に車中泊してきた時の動画があります。
「北陸&紀伊半島一周10日間の車中泊旅」の5日目全体の動画になりますが、併せてごらんください。
年間30-40日、家族4人でハイエース+キャンピングトレーラーで車中泊しながら、サーフィンやスキーなどアウトドアを楽しむ。 冬だけ雪国で二拠点生活するなど、「旅」をテーマに場所に縛られない働き方・ライフスタイルを満喫中。