ホテル泊が大好きな20代女子が真冬に車中泊を初体験したときの話

27才で車中泊旅を初体験、以降ハマる。Webマーケッター・ライターとして活躍し、"好きなときに、好きな場所で、旅するように暮らす"を目標に「VANガール」としてVANLIFEの魅力を発信中! Twitter: @VANGIRLJAPAN

こんにちはサカイカオリです。冬の車中泊って寒くない? 女性が車中泊って危なくないのかな?


車中泊を経験したことがない方、特に女性の方は、気になりますよね。正直、私も今まで車中泊の経験がなく、むしろ生涯無縁のものと思っていた女性の一人です。”お金を貯めてリッチにも高級ホテルに滞在して、レストランの朝ビッフェやスパを堪能する”のが大好きな典型的な20代女子でした。だから、車中泊を冬にするって…「絶対に無理だよ!無い無い!」ってずっと思い込んでいました。



それが、サーファー仲間の車中泊好きの友達に引っ張られて、車中泊の魅力に気づき、すっかり虜になりました。そこで、この記事では、今では旅をする時には車中泊をするのも旅のプランになっている、そんな私の初めての車中泊体験記を、赤裸々に語っていきます。

疑問から始まった車中泊ライフ

金曜日夜の気温はー1度。天気予報をチェックすれば、大雪警報も出ている。吐く息はとても白くて、「こんな真冬のなか、車中泊をするなんで信じられない…!」そう思いながら、周りが華金ムードの中、颯爽と会社から帰路につきました。


帰宅したら、シャワーを浴びて、サーフィンと車中泊をする準備をする。(もちろんすっぴんで、いつでも寝られる格好をする。)準備ができたのは21時、友人と共にサーフポイントの鵠沼海岸近くの駐車場へ向かうべく、車を走らせました。


首都高で東京から神奈川の茅ヶ崎へ向かう途中、「ゲストハウスに泊まりたい。」「高級ホテルに泊まりたい。」「ベッドが恋しい」って何度も心の中で叫んでいました。正直言って、車中泊やバンライフ に何の期待もしていませんでした。目的地の駐車場に到着するまでは・・・。


未知との遭遇

Carstay(カーステイ)」という、車中泊予約サービスで友人が予約した場所は神奈川県茅ヶ崎にある、「GGOGGOレンタカー」でした。車中泊なんてどこでも出来るんじゃないの?と、友人に聞いてみると、意外にも車中泊が公認されている場所は、湘南にはほぼないとのこと。最近は面白いサービスが出てきてるんだなあと、思っていたら束の間、ナビが目的地を告げました。



車から降りて、見渡せばずらっと並ぶキャンピングカー達。正直、鳥肌が立ちました。いったい何台並んでいるのだろうか、合計20台はあるはず。街中でこんなに多くのキャンピングカーに囲まれたのは初めてで不覚にも興奮しました。今思えば、車中泊に目覚めた瞬間だったのかもしれません。


すでに自宅でお風呂に入って、寝る準備を整えて外出してきたので、車中泊場に着くといなやすぐに寝る準備をしました。(夜に運転すると眠くなるのですよ。私だけかな?)


車中泊好きの友人は慣れた手つきでシートを倒し、毛布を広げて寝床の準備をしてくれました。女性だけの車中泊、「防犯・防寒対策は欠かせないわよ。」と友人は話、手際よく窓に黒い物体をペタペタ貼り付けた。「これ何?」と聞くと、どうやら『シェード』というらしい。窓の外からは中の様子は全く見えなくなり、冷気も封鎖されて寒く無いのが不思議。さっきまで抱いていた疑念も少し和らいできました。(女性が車中泊って防犯とか体調の観点から怖さや不安が男性よりも多いのですよね。)


そして気づいたら、車内は運転座席から寝室に変化を遂げていました。「え、意外と快適…。」と思わず、呟いてしまったほどです。車内は、今まで乗っていた車と思えないくらい広々としていて、居心地の良い空間でした。宿泊先である駐車場も土地の保有者が住んでいたのと、キャンピングカーに囲まれているからか、とても安心感がありました。(なお、GGOGGOレンタカーは番犬もいました。)


でも、さっきの『シェード』を装着しても正直やっぱり寒さは少し気になりました。そこで、寝る前にいつもより強めに暖房をかけて車内の空気を温めて、雪だるまのように洋服を着込みました。この時来ていた洋服は、上半部分はヒートテック+ニット+パーカー+手袋、下半部分はスウェット+靴下2枚で寒さ対策としては十分でした。(朝は結構。冷えやすいのですよね。)

健康的な休日デビュー

そして、朝はシェードの隙間から刺さる眩しい朝日の光によって起こされました。「なんて健康的な生活なんだ!」いつもの私の土曜の朝といえば、昼過ぎまでベッドを離れられずにいます。そして、ウダウダ支度して出かけるのは、14時過ぎ。「あー!また寝すぎた。時間が勿体無い」を何度繰り返してきたのだろう(笑)。そんな私が6時には目が覚めて体が自然と起きている。1日の始まりから、得した気分がしました♪


そして、起きたらすぐ6時半には駐車場を出て、サーフポイントの鵠沼海岸へ。7時にはサーフィンをすることができ、久しぶりに充実した1日が長く感じられる休日を過ごすことが出来ました。特に、車中泊からの早朝サーフィンは、起きてすぐに波に乗ることが出来るのでとても快感でした。規則正しい生活もできて体内リズムも整う。車中泊の醍醐味を初めての体験で知ることとなりました。


「女性が車中泊って危ないわよ。」

「真冬に車中泊したら風邪ひくわよ。」


そんな周囲の声も、安心できる“施設”・“グッズ”と正しい準備を行えば、女性同士や真冬の車中泊でも快適かつ安全に過ごすことができます。車中泊初心者の方や女性の方は、Carstayのような車中泊に特化したサービスを、安心安全に車中泊できる場所を予約することが出来るので、個人的にとてもオススメです。気になる方はCarstayのサイトをのぞいてみてくださいね。あなたの旅がVALIFEを通じて今までよりもより豊かになるかもしれませんよ。



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