東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
筆者はwebライターとして仕事をスタートして8年目。現在はフリーランスのwebライターや編集者として仕事をしながら、夫の休日に車中泊やワーケーションを楽しむ生活を送っています。
普段は自宅で写真を撮影したり執筆作業をしていますが、ときどき取材にいったり、車内やカフェでパソコン作業をすることもあります。
仕事の大半はパソコンに向かっての作業になりますが、パソコンさえあれば仕事が完了するというのは、自分の生活スタイルや性格に合っていると考えており、この環境で働くことができていることにとても感謝しているんですよ。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSをみていると、この数年でwebライターとして働いているかたや、webライターを目指しているかたの数がかなり増えたように感じています。
「ライター」といえば「文章を書くこと」だけがイメージされやすいのですが、実際には1つの記事を完成させて原稿料をいただくまで、執筆以外の細々とした作業も個人ですべて行う必要があります。具体的な仕事内容については「実際に働いてみなければわからない」といったところでしょうか。
そこで今回は、バンライファーやリモートワーカーにも人気が高い「webライター」の仕事について、その仕事内容や仕事の探し方、事前に必要な準備などを、実際にwebライターとして働いている筆者がご紹介していきたいと思います。
興味のあるかたは、ぜひ記事をチェックしてみてください。
筆者はフリーランスのwebライターとして仕事をしています。
ネット回線が利用できる場所であればどこでも仕事をすることが可能なため、車中泊ワーケーションを楽しんだりカフェやコワーキングスペースで仕事をしたりと、その日の気分で働く場所を選ぶことができることは大きなメリットだと考えています。
バンライファーのように「家を持たずクルマで生活をする」かたにとっては、どこにいても仕事が成立するというはもはや仕事を選ぶ上での必須条件ですよね。
しかし、フルタイムでリモートワークOKという企業はまだまだ少ないのが現実。バンライフや車中泊を日常的に楽しむのなら、場所や時間に制約のないフリーランスで働くことが、1番適しているのではないかと思います。
実際、家を持たずクルマで暮らす「バンライファー」には、どういう職業のかたが多いのでしょうか。
筆者の周囲にはバンライファーや車中泊を日常的に楽しんでいるかたが多いのですが、その職業は多岐に渡ります。
特にYouTuberやブロガー、webライター、カメラマンや動画編集者が多い印象です。中には漫画家さんもいて、みなさん旅の様子を個人の仕事として記事や動画にしたり、漫画を描いたりして発信されているようです。
その中でもwebライターとして働いているかたは、本業・副業を合わせるとかなりの数いるのではないでしょうか。
「車中泊・バンライフ経験者で記事を書ける人」というのが少ないことから、バンライフをスタートしてからライターになるかたや、車中泊を趣味として楽しみつつ、その経験を副業で記事として執筆しはじめるかたもいるようです。
気軽にスタートしやすいイメージのある「webライター」ですが、実際仕事としてどんなことをしているのでしょうか。筆者はwebライターとして7年以上仕事をしていますが、やはり仕事のメインは記事を書くことになります。
しかし「書く」だけが仕事というわけではありません。記事のテーマや構成を考えたり、記事に掲載する写真の撮影・選定をしたり、時には取材をおこなうこともあります。
さらに編集担当者とのやりとりや請求書の作成・送付まで、執筆以外の事務作業もすべて個人で行っています。
また「文章を書くことができれば良い」ということでもなく、webライティングする上で必要なルールを勉強してしっかりと把握しておく、というのもとても大切です。
「webライターとして働きたい!」という場合、実際に仕事を得るにはどのような手段があるのでしょうか。
SNSやブログ等で1番多く紹介されているのは、クラウドソーシングサイトを利用すること。クラウドソーシングサイトには仕事を依頼したい人と働きたい人、双方が登録をしており、ライター募集を見つけることはとても簡単です。
しかし実際に仕事を依頼してもらうためにはテストライティングが必要だったり、単価も1文字0.1〜0.2円など、低単価な案件が目立ちます。
さらに「継続案件」(同じ依頼主から続けて仕事をもらえる案件)は、かなり数が少ないようです。
「とりあえずライティングの勉強をしたいのであまり稼げなくても良い」という場合や「高単価案件に応募できるまで数ヶ月は稼げないけれど実績づくりをがんばる」という方には最適かもしれません。
しかし安定した収入を得ることができるまで相当な時間がかかることから、途中で挫折してしまう人が多いのが現実です。
筆者が仕事を得る際には、「記事を書きたい」と思ったwebメディアがライターを募集しているのかを調べたり「webライター 求人」などで検索をかけたりしています。
求人をみつけたら、過去に執筆した記事やブログのリンクをポートフォリオとして提出して応募し、実際の執筆記事を見てもらって採用をいただいているという感じです。
こちらの方が確実に高単価&継続案件ですし、最初から安定してお金を稼ぐことが可能になります。ただし経験者のみを募集しているwebメディアも多く、最初からライター経験がないかたの応募は受け付けていないということも多いです。
未経験者のかたは、1ヶ月ほどでよいので毎日ブログを執筆してみてください。ポートフォリオとして、ブログ記事など自己アピールできる素材を用意してから応募すると、未経験者でも採用していただける場合もあるようです。
一度仕事が軌道に乗れば、メディアサイトから直接執筆依頼がきたり、自分から「仕事をください」と営業をかけられるようにもなります。
またコワーキングスペースなどに出入りするようになれば、そこで知り合ったかたから直接仕事を依頼してもらえることもあるんですよ。
まずはクラウドソーシングサイトでもwebメディアでも良いので、ライター応募して仕事をスタートし、その後はどんどん追加の応募をしたり営業をかけるなどして、仕事の数を増やしていくのがおすすめです。
ライター未経験のかたは、まず最初に文章を書く練習をはじめるところからスタートしましょう。
文章を書く手段として、読者に向けて「記事を書く」練習をするのであればブログを始めるのがおすすめです。
無料のブログサイトでもよいですし、収益化をめざすしてサーバーをレンタルしドメインを取得、ワードプレスなどを利用して独自のブログサイトを構築するのもアリ!
記事はネット記事などを参考にしながら構成を作り、「読者に伝わるかどうか」「読んでいる人に役立つ記事になっているか」など『読者目線』に気をつけながら書くように心がけるとよいでしょう。
また執筆する記事のカテゴリーは、数をいくつか絞っておきましょう。特に「この分野に強い」というのをアピールできる形にしておくことで、仕事を得やすくなります。
なにも特別な知識は必要ありません。料理だったり整理整頓だったり、節約や貯金に関することでもよいでしょう。自分がいま持っている知識を読者に教えるように紹介する、というスタンスで書くのが執筆の際のポイントになります。
そして最低でも3つくらいのカテゴリーで記事を執筆してみましょう。複数の分野の知識がありさまざまな記事が書けるということは、後々仕事を得る上での強みとなります。
並行してwebライティングの本を読んだり、すでにwebライターとして働いている方のブログを読んでおきましょう。記事の構成や文章の組み立て、漢字やひらがなの分量などに着目して読むと、さらに理解が増しますよ。
今回は「webライター」の仕事について、その仕事内容や仕事の探し方、事前にやっておくとよいこと等をご紹介しました。
文章を書くのは苦手、というかたもいらっしゃると思いますが、webライティングには基本があります。基本さえ押さえることができれば、ある程度問題のない文章を書き上げることは可能です。
真面目に勉強を続け、周囲のアドバイスに素直に耳を傾けることで、どんどんと質の良い記事を書くことができるようになりますよ。
筆者は「webライターに最も必要な条件」は文章作成能力ではなく「責任を持って仕事をする」という仕事に対する姿勢だと感じています。
一度受けた仕事はきっちりとやりきること、真摯な姿勢で執筆作業を行い、編集担当者の示す方向性や指示に可能な限り従って仕事を進めていくことは、webライターとして仕事をする上でとても重要なんですよ。
責任を持ってきちんと仕事をおこなえるかたなら大丈夫!「記事執筆はちょっと自信がない」というかたも、まずはブログ執筆からスタートしてみてはいかがでしょうか。
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。