東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。
日本の夏は気温と湿度が高く、キャンピングカー車内にも熱気と湿気がこもりがちですよね。
窓を開けて風を車内に取り込んだり、小型の扇風機やクーラーを使って車内の温度をすこし下げたら、水分補給と体温調節を兼ねて「冷たいドリンク」を車内でゆっくりと楽しんでみるのはいかがでしょうか。
今回の記事では、暑い夏の車中泊旅におすすめの、現地で調達した食材を使って作ることができる「夏ドリンクレシピ」を6つご紹介します。
どれも料理初心者さんでもかんたんに作れる、冷たくておいしいお手軽レシピです。
いつもはコンビニやスーパーで車中飯や飲み物を買っているというかたにもおすすめ。
暑い日の車中泊やおうちでバンライフやキャンプ気分を感じたいときなどに、ぜひトライしてみてください。
コンビニやスーパーで材料を調達したらすぐ作ることができるのが、こちらの「グレープフルーツアイスティー」です。今回はグラスにいれて作っていますが、アイスボックスの容器にそのままアイスティーを注ぎ入れてもOK!容器をそのまま使えばグラスを洗う必要もありません。
購入してすぐ飲むことができる手軽さがポイントのひんやりドリンクです。
・材料(1人分)
アイスボックス <グレープフルーツ> 1個
アイスティー(ストレートまたは甘さ控えめタイプ) 200ml程度
(お好みでミント)
・作り方
1.グラスにアイスボックスの中身をすべて入れます。
2.アイスティーを入るだけグラスに注ぎ、お好みでミントをのせたら完成です。
ポイント:今回は午後の紅茶のストレートティーを使いましたが、アイスボックスにある程度の甘さがあるため、ストレートティーや甘さ控えめタイプの紅茶がおすすめ。甘すぎる紅茶が苦手という方は、無糖タイプのアイスティーを選ぶと、すっきりといただくことができますよ。
フレッシュなレモンとはちみつを使って作る「はちみつレモンサイダー」はすっきりと飲みやすく、ビタミンの補給もできるさっぱりドリンク。産直や道の駅で購入したレモンを新鮮なまますぐいただくことができ、はちみつの種類によって味わいに変化を出すことも可能です。
酸味の強い方がお好みの方ははちみつを大さじ1程度に減らし、しっかりと甘く仕上げたい場合ははちみつを大さじ2〜2.5程度に増やしてくださいね。
・材料(1人分)
レモン 1個
はちみつ 大さじ1.5
炭酸水 200ml(1カップ)
(あれば氷)
・作り方
1.レモンは半分にカットし、レモン絞り器か手でレモン汁をグラスに絞って入れます。
2.レモン汁が入ったグラスにはちみつを入れ、スプーンでよくかき混ぜてから炭酸水を注いで軽くかき混ぜ、お好みで氷を加えて完成です。
ポイント:レモンは手絞りでもよいですが、車内のスペースに余裕があればレモン搾り器(ジューサー)を用意しておくとラクに絞ることができます。レモン絞り器はレモン以外にもオレンジやグレープフルーツにも使えるため、いつでも柑橘系のフルーツを絞って、フレッシュなドリンクを楽しむことができますよ。
炭酸が苦手な方は、炭酸水をお水に変えてもOK。冬はお湯で割ってもおいしいです♪
「コーヒーゼリードリンク」は、まるでコーヒーゼリーを食べているような食感が楽しめるゼリーたっぷりの甘いドリンク。今回はミルキーさを出すために練乳を使いましたが、練乳をガムシロップに変えてもおいしいですよ。
・材料(1人分)
コーヒーゼリー 200g(今回は65gのものを3パック)
牛乳 50ml
練乳 小さじ1
(あれば添付のコーヒーミルク 2個)
・作り方
1.グラスに牛乳と練乳(あれば添付のコーヒーミルクも)を入れてスプーンでよくかき混ぜます。
2.コーヒーゼリーはスプーンで粗く崩し、ミルクをいれたグラスに入れて軽くかき混ぜたら完成です。
ポイント:甘さは練乳で出していますので、甘味を調整したい場合は練乳を増減してみてください。コーヒーゼリーは細かく崩せば飲みやすくなり、粗く崩すとコーヒーゼリーを食べているような食感のドリンクにすることができます。牛乳を豆乳に変えてもおいしくいただけますよ。
夏のフルーツすいかをたっぷりと使った「すいかのソーダ」は、すいかの香りと甘みをソーダと一緒にさっぱりと楽しめる食べるドリンク。しゃりしゃりとおいしいすいかと甘いソーダは相性バッチリです。
よく冷えた炭酸水とすいかを使うことでさらにおいしくなります。スプーンを添えてどうぞ♪
・材料(1人分)
すいか 150~200g(お好みで増減)
サイダー(冷えてるもの) 200ml(1カップ)
お好みでミント
・作り方
1.すいかはキューブ状にカットし、外側から見える種をすべて外してグラスに入れます。
2.サイダー(甘みのあるもの)を注ぎ、お好みでミントを添えて完成です。
ポイント:すいかはスーパーや産直でカット済みのものがパックに入って売られています。カット済みを使用することで、包丁を使わずかんたんにスイカソーダを作ることができますよ。もちろん、現地で購入した小玉のスイカをカットしたり、スイカ割りの余りを使用してもOKです。
「バナナと冷凍マンゴーのヨーグルトシェイク」は、甘いバナナと完熟の冷凍マンゴーを使用したとろっとおいしいヨーグルトシェイク。甘いフルーツにヨーグルトを加えることで、さっぱりと飲みやすいドリンクに仕上げています。
牛乳を倍量にするとラッシーのようなさらっとしたドリンクにすることもできますよ。
・材料(2人分)
バナナ 1本
市販の冷凍マンゴー(半解凍)100g
プレーンヨーグルト 120g
牛乳 150〜160ml
ハチミツ 大さじ2
・作り方
1.バナナは3〜4等分に手で折り、ジッパー付き保存袋に入れます。冷凍マンゴーは少しの時間常温に置き、半解凍の状態で同様に保存袋に入れます。
2.保存袋のジッパーをしっかりと閉めて、袋を手で揉んで中のフルーツを潰します。
3.保存袋を開け、ヨーグルトとハチミツを入れてから再度閉じ、袋をさらに揉んでよく混ぜ合わせます。
4.グラスに保存袋の中身を半量入れ、牛乳を半量(70〜80ml程度)注いでスプーンでよく混ぜます。同様に保存袋の残り半量と牛乳を別のグラスに入れて混ぜ、もう1杯作ったら完成です。
ポイント:保存袋にフルーツを入れて手で揉みつぶすことで、ミキサーなしでもとろっとおいしいシェイクを作ることができます。味付けも手軽に袋の中で。優しい甘さのはちみつを使用しましたが、ガムシロップや練乳を使ってもおいしくいただけます。
「マーマレードのソーダ」は、マーマレードと炭酸水を合わせるだけでかんたんに作ることができる、手軽でおいしいフルーツソーダ。マーマレードジャムは商品によって果実感や甘さが異なりますので、お好みのものを選んでくださいね。
旅先でおいしいマーマーレードを購入したら、ついでにコンビニに立ち寄ってよく冷えた炭酸水をゲットして作ってみてください。
・材料(1人分)
マーマレード 大さじ2
炭酸水 200ml(1カップ)
(あれば氷適量)
・作り方
1.マーマレードをグラスに入れます。
2.炭酸水を注ぎ、グラスの底からスプーンでよく混ぜ、お好みで氷を加えて完成です。
ポイント:今回はマーマレードを使って作りましたが、お好みのジャムに変えてOKです。現地で売られているジャムと炭酸水を合わせるだけで、ほんのり甘くてさわやかなソーダを作ることができます。
炭酸が苦手な方は、炭酸水をお水に変えてもおいしくいただけます。その土地でしか買うことのできないジャムを使えば、旅の気分もしっかりと味わうことができますよ!
今回は、暑い季節の車中泊旅におすすめの「ひんやりドリンクレシピ」を6つご紹介しました。すべてノンアルコールのドリンクばかりですので、お子さまと一緒に作るのも楽しいですね。
市販のドリンクもおいしいものがたくさんありますが、少し手を加えて自分で作ったドリンクのおいしさは格別!炭酸水やお水はコンビニで冷えたものを用意したり、冷たい湧水を使用して作ってもよいですね。
ぜひ次の車中泊旅で、今回のレシピを活用してみてくださいね。
▼夏のおつまみレシピはこちら
東京出身、箱根移住歴6年のフリーランスライター・カメラマン。複数のWebメディアにて料理・生活・バンライフ・アウトドア等の記事を執筆中。 夫婦でデザイン・DIYしたバンで「休日バンライフ」(車中泊)を日常的に楽しんでいます。