私たちが家を離れてキャンピングカーで生活を始めてから、3年ほど経ちました。日本の四季折々の風景をいつも車内から感じることができ、毎日とても充実しています。
今回は、家を断捨離して1年分の荷物を常に積載している我が家(キャンピングカー)の収納事情についてご紹介します。荷物の中でも特にかさばる「冬に必要なアイテム」はいったいどうやって収納しているのか?
気になる方はぜひチェックしてみてください。
我が家のキャンピングカーは「キャブコン」(キャブコンバージョン)と呼ばれ、トラックがベースになっています。運転席後方に荷室がかたつむりのように載っているタイプで、トラックの荷台部分に住居スペースがあります。
高さがあり、室内で大人が直立して生活ができるサイズ感ですが、車両の長さはハイエーススーパーロングよりも短い5m未満となっています。
クルマのリア(車体後方の荷室)下に大きな収納スペースがあるほか、写真のように荷室内や天井近くにも収納スペースがあります。また、車体後ろにも収納スペースがあり、リア下部分とは別の収納スペースとして活用中。
かさばる冬物衣類は、オンシーズンは写真のようにハンガーに掛けて収納をしています。コート類は冬の間毎日着るので、すぐに取り出せるように基本的には出したままの状態です。
ハンガーパイプは動かせるタイプのものを使用。動かせる分使い勝手が良く、とても便利!オールシーズン使うことができるため、季節ごとによく着る衣類を掛けるようにしています。
車内をスッキリと整理するために、かさばる「冬物アウター」はオフシーズンの間「圧縮袋」に入れて収納をしています。圧縮袋を使えば、衣類の空気を抜いて圧縮し、コンパクトに収納が可能。収納スペースが限られているキャンピングカーでの生活には、圧縮袋はかかせません。
圧縮袋を使う際には、花粉症対策も兼ねて車内に積んでいる「空気清浄機機能つき掃除機」を活用しています。車内に掃除機があるので、いつでも圧縮することができるんですよ。
車両後方の収納スペースには、キャンピングカーで冬を過ごした経験のある私たちが「絶対に必要」と感じた、冬の車両のメンテナンスに必要な道具を入れています。
車両に関わる道具たち。どれも必要なメンテナンス道具です
雪国に行くなら持っていたい「寒冷地用ウィンドウウォッシャー液」と「スノーワイパー」をセットで用意しておけば、運転席からの視界確保が可能になります。「タイヤチェーン」はトラック用で、サイズの合うものを用意しています。実際に、雪道や氷が張った道で使用しました。
「シャベル」は持ち手が伸縮するタイプを積んでいます。実はこのシャベルは2代目。最初に用意してあったシャベルは、氷道&雪道でクルマがスタックした際に、氷を叩き割りながら雪かきをしたら壊れてしまいました。シャベルは1本だけでなく、予備としてもう1本準備しておくと安心です。
これらは「車外で使うアイテム」なので、車外収納扉から出し入れしやすい場所に収納してありますが、車内からも取り出すことが可能。使用するシーンにあわせて、車内・車外の両方から、便利に取り出すことができています。
キャンピングカーといってもさまざまなサイズ・用途がありますが、キャブコンタイプのキャンピングカーなら広さもあり、収納スペースも多め。私たち夫婦も、キャンピングカーの車内で問題なく暮らすことができています。
これからキャンピングカーでのバンライフを予定しているかたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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