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米国西部の文化を愛するデザイナーがバンライフに選んだのはシボレートラックだった|伊藤 潤
米国西部の文化を愛するデザイナーがバンライフに選んだのはシボレートラックだった|伊藤 潤

米国西部の文化を愛するデザイナーがバンライフに選んだのはシボレートラックだった|伊藤 潤

27才で車中泊旅を初体験、以降ハマる。Webマーケッター・ライターとして活躍し、"好きなときに、好きな場所で、旅するように暮らす"を目標に「VANガール」としてVANLIFEの魅力を発信中! Twitter: @VANGIRLJAPAN

VANLIFERS特集では、車で愛する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は、モバイルハウスビレッジ2019に参加されていた、アメリカ西部の文化を彷彿させるクラシカルな車を愛する、伊藤潤(いとう・じゅん)さんにお話しを伺いました。是非、最後まで読んでくださいね。

西部劇の世界観をそのまま表現

こちらはとってもクラシカルで素敵なお車ですね。どちらのメーカーの車になるんですか?

シボレーというアメリカのメーカーの車になります。1936年型の古いシボレートラックですね。今回は荷台にケシュアのポップアップテントを積んでいます。会社を退職したときに、妻が「好きな車を買って良いよ」と言ってくれたので、この車を購入しました。

 

 クラシックな車と伊藤さんこだわりの装飾に圧倒されます

こちらの車を選ぶ決め手はどんなところにありましたか? 

私はもともと、西部劇の世界が好きで、その際に出てくるチャックワゴン(炊事用の馬車をイメージしています。カーボウイが馬を走らせて荷台に調理器具や食材を詰め込んで走り、休憩の時は焚き火の横で寝てと言うシーンに強く憧れを抱いていました。

まさに、伊藤さんの車の世界観そのものですね。しかし、なぜそこまで強く伊藤さんの心を惹きつけるのでしょうか?

幼少期の経験が大きいと思います。私は幼い頃からアメリカに対する強い憧れがありました。家の近くには、米軍基地があって、フェンス越しにいつもアメ車(アメリカ産の車)がありました。当時は、お金持ちが大きなアメ車に乗って走っていてすごくかっこいいなって思っていたのです。その後、自動車メーカーでデザイナーとして勤務している間も、アメリカを訪れることが多かったのでどんどん夢は膨らんでいきましたね。

 

ということは、これまでもずっと外国車に乗っていらっしゃったのですか?

この車でもう10代目になりますね。自宅にはシボレーの車以外に、もう動かない車たちがあります。 もともとは、60年・70年型のワーゲンバスをキャンパー仕様に改造してバンライフ をしていました。67年型ワーゲンを買ったのが、長女が生まれた24年前になりますね。ただ、外国車にこだわっていた訳ではなく、ワーゲンバスの前はランドクルーザーにも乗っていましたよ。

10代目...!車への愛が伝わって来ます。自動車メーカー勤務時代にはどんなデザインをされていたのですか?

会社員時代には、バギーや農機具のデザイン、四輪の部門のデザインも任されることがあって、幅広く自動車のデザインを手掛けました。しかし、実は当初は自動車メーカーに勤務するつもりはなかったんです。僕は元々、海が好きでした。世界中の海を航海してみたくて、船乗りに憧れていたのです。


船乗りを彷彿するような水が入ってる樽がシボレーに装備されていました

自分の居る場所が星の位置でわかる事にロマンを感じ、船を作る仕事を始め、その後…

船乗りですか!それがどんなキッカケで自動車業界へ?

船乗りへの憧れを抱いたのは、小学校4年生の頃でした。学校の図書館にあった海や船に関する本を読んでいるときに、堀江謙一さんというべニア板で出来たヨットと共に、1人で海外の海を横断した人物を知った事がきっかけでした。彼が執筆した本を読んでいると、自分が地球上で居る場所が星の位置でわかる事にロマンを感じました。緯度と経度から経路を割り出すことができるってすごいって思ったのですよね。その頃から、船乗りに憧れを抱く様になりました。

 

 

しかし、実際に就職を考え始めたころ、残念ながら自分の視力が悪いことを理由に夢を断念しました。そんな時、親戚のおじさんに、「君はデザイナーに向いているよ。」と言ってくれる人がいたのです。思い返してみると、確かに小さい頃から絵を書くのが上手な方で両親がデザイナーだったことや絵を描くのが上手といったことから、仕事にしたらいいかもって考えるようになりました。そこで、工業デザインを学べる学校に入ってデザインの勉強をした後は、船を作るお仕事をしたくて就職活動をして、自動車メーカーに入社しました。

なんと、船がキッカケで自動車メーカーに入られたのですね

はい、そうなんです。私が入社したのは、船外機を作っている自動車メーカーでした。もともと船外機を作ることを第一志望にしていたので、そのことを面接官に伝えると、当時は珍しかったのか、驚いて一発合格をくれました。実は、その面接官は後の上司となるのですが、その上司がかなりのキャンプ好きでした。上司との出会いがキャンプ好きな私を作りあげる事にも繋がりました。


当時の仕事は、とても自由に様々な事に挑戦させてくれましたね。上司がかなり寛容な人柄だったのです。好きが仕事に転じて、夜のキャンプ場で、発電機の音を調べる事に夢中になったこともあります。


 インタビュー中、「あれは僕がデザインした車だ。」と懐かしそうに当時を振り返る姿も。

同じ自動車メーカーで入社から退社までご経験されたのですか?

はい、定年は65歳だったのですが、60歳のときに退職しました。もともと、物づくりやデザインは好きだったので、作品を作ったり、個展を開いたりしています。僕はもともと創作する事が好きなので、車で言えば、モバイルハウスなどを見るとワクワク感があります。創意工夫をして作るということに、エネルギーや感動を覚えますね。

実は先ほどから気になっているのですが、流木の小物が多いですものね。こちらも全部手作りなのですか?

実は、私は海の流木が好きな流木コレクターです。流木と何かを組み合わせて創作するのが好きです。流木に絵を描いたりするのはいいですよね。流木が私を呼ぶのです。何故、流木が好きかと言うと、漁師が浜辺に古屋を作ると思うのですが、そのときに何かの要因で板が海から流れてくるというのに物語性を感じるので、板流木が好きです。ただ、デザインは、流木に直接描くのは難しいので、和紙に絵を描いて、貼り付けたりと工夫を凝らしています。


実際に、伊東さんの手掛ける作品は流木をあしらったものなど、海と関連する作品も多いのが特徴です。

独自の世界観をバンライフを通じて表現するために

確かに、ロマンがありますね。ちなみに、バンライフをする際にも、モットーやマイルールなどあるのでしょうか?

基本的に海が好きなので、海辺に車を泊めて車中泊をします。車中泊をすると、基本的にお金が浮くのでその分、海辺の美味しいものを家族と食べて堪能したいなって思います。最近は、妻と一緒に能登半周を1周しましたよ。子供が小さい頃は、よく家族でキャンプをして遠出をしましたが、歳を重ねると段々と車中泊から離れる事がありますが、夫婦での旅もまたいいですね。


 

今回は、伊藤さんから作品を作る極意やこれまでのエピソードもお伺いしました。好きなものに熱狂して、目を輝かせながらお話をされていらっしゃったのが印象的でした。こんなに、熱狂できるものがある大人って素敵ですよね。独自の世界観をバンライフ を通じて表現し続ける伊藤さん、これからも多くの方を惹きつけ続けるでしょう。

お話を伺った方:伊藤 潤(いとう・じゅん)

某大手自動車メーカーでデザイナーとして活躍後、得意のデザインのセンスを活かして車や小物など様々な制作を手掛けている。個人で個展を開くなど、根強いファンからの支持を集めている。現在の愛車はシボレートラック。

 

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