昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。
みなさまこんにちは!女子大生バンライファーのメイです。私は、Carstay次世代バンライフ・アンバサダーの初代アンバサダーとして若い世代にバンライフの魅力を広める活動をしています。
シリーズ「バンライフの始め方」第1回目は、車購入編です!
人生で車を買うのは今回が初めてで、わからないことばかりでした。どんなサイズの車を買うべきか、予算はどのくらい準備すればいいのか、どうやったら車を安く買えるのか、大学生だけどローンは組めるのか、そもそも車ってどうやって買うの?など。バンライフのための車を購入するにあたり、最初から知っておきたかったことをシェアします!
バンライフとは、車を拠点に生活するライフスタイルのことを指します。その最大の魅力は、家自体が動くこと。時間と場所にとらわれず、誰もが好きなときに、好きな場所で好きな人と過ごすことができる、新たなライフスタイルです。
1番楽しいパート「イメージを膨らませる」です。自分のスタイルにあったバンライフをするために、どんなバンライフをしたいかイメージを膨らます。どんなインテリアにする?車のサイズ感は?キッチンスペースは必要?
まずはイメージを膨らませましょう!おすすめの方法を2つ紹介します。
Pinterest(ピンタレスト)は、画像を軸に情報を探せるSNSです。1枚お気に入りの画像を見つけると、そのスタイルに似た写真が表示されるのが特徴です。自分好みのスタイルの画像がたくさん出てくるので楽しいです。本当に楽しくて止まらなくなってしまうので注意してくださいね(笑)お気に入りのスタイルを見つけたらピン(保存)をして、あとで見返せるようにしましょう!バンライフ以外にも、インスピレーションが浮かばないときに使うと、色んなアイデアを見つけられるのでおすすめです!
Instagramで「#バンライフ」「#vanlife」と検索する方法です。多くのバンライフの写真が出てきます。お気に入りのバンライファーがいたらフォローして、その人のスタイルを参考にしちゃいましょう!
バンライフは一種のライフスタイル。バンライフの面白いところは、インテリアだけではなく、生き方がとてもわかりやすく暮らしに反映されること。素敵なインテリアのバンで暮らしている人がいたら、是非その人の生き方にも注目してみると、いいインスピレーションになります!
次に、「これだけは絶対に外せない」という条件を書き出しましょう。車にはたくさんの種類があり、値段もピンからキリまであるため、車種を決めるのは結構悩みます。私の場合は、探し始めてから車種を最終的に決定するまで1か月以上かかりました。決定をなるべくスムーズに進めるためにも、これだけは外せない!という条件をリスト化することをお勧めします。
あらかじめ以下の項目を決めておくとスムーズに車種を決められます。
しかし、一度決めた条件から必ずしもブレてはいけないなんてことはありません。私は当初車両本体の予算を30万円に設定していましたが、結局倍以上の価格の車両を購入しました(笑)上記のリストはあくまで車両選びをスムーズに進めるヒントなので、ぜひ参考程度に確認していただければと思います!
以下は、大学生の私が購入した車両の基本情報です。ご参考までに!
私がこの車種を選んだ理由は、サイドの天窓に一目惚れしたからです。車内のベッドで寝っ転がって、サイドの天窓から満点の星がみたい!昼間はこの窓から日差しも入って明るくなるので、より居心地のいい場所にもなるはず!
そして福祉車両を購入した理由は、この車種で値段を抑えるとなると、ほとんどの車両が福祉車両だったから。
福祉車両には「電動リフター」と呼ばれる大きな機械がありますが、初心者一人でこの機会を外すことは相当困難なので、福祉車両を購入することはあまりお勧めしません…!
①ハイエース
トヨタのハイエースはバンライファーに大人気!バンライフをするにはちょうどいいサイズで、かつ機能性もいいため、ハイエースに乗るバンライファーは本当に多い!ただ、ハイエースは中古車だとしても学生にはなかなか手の届かない金額です(笑)100万円以下の車両を見つけるのは至難の業なので、私としては憧れの車でもあります!
②キャラバン
日産のキャラバンはハイエースとよく比較される車としても有名です。機能性はハイエースには劣るかもしれませんが、大きさもちょうど良く、値段も抑えられるので、個人的には最高な車種だと思っています(笑)私もこの車両にしたのですが、キャラバンを購入して本当によかった!
③ボンゴ
マツダのボンゴは、値段が抑えられることでとにかく大人気!リーズナブルで初心者向けでもあります。最初私が「バンライフ やります!」と宣言した時、多くの方にボンゴを勧められました。それくらいボンゴは大人気!ただ、車内で立つだけの高さはないのでそこは注意が必要!
車種が決まったら、いよいよ予算に合う車両を見つけて、車を見に行きます!
ここからは中古車を購入する前提でお話を進めていきます。というのも、私が購入した車は中古車で、私の周りのバンライファーもほぼ皆中古車を購入しているからです。逆に新車でバンライフやっている人いたっけ?という感じです。新車だとやはり全てが新しいし、サポートも充実しているので安心ですが、中古車とは比にならないくらい高額です(笑)
以下は、私が調べた車両で比較的安価だったものの共通点です。
安価ということは、需要があまりないということですので、その分不利にはたらくことが多いです。
例えば、ディーゼルエンジンの車両がガソリンエンジンの車両に比べて安いのは、東京都や大阪府、神奈川県、千葉県などの一部の都市を中心に、基準を満たしていないディーゼル車の走行が規制されているからです。安いからいいというものでもないので、妥協できるところとそうでないところをしっかり決めて、車両を選びましょう。
「この車両なら欲しい!」という車両が見つかったら、オーナーと連絡を取り実際に車両を見に行きましょう。
欲しい車両を見つける→実際に車両を見に行く→車両に問題なければ購入。
という流れが一般的かと思います。
私はカーセンサーという中古車情報サイトを利用しました。ネットオークションのヤフオク!で購入している人も多いようです。理想の値段と理想の条件の車両が出てきたらすぐにチェックできるように、欲しい車種の登録通知はオンにしましょう。そうすると、他のお客さんに車を購入される前にいち早くオーナーと連絡を取ることができます。ちなみに私は、合計2回車を直接見に行きました。
1番いいのは知り合いから購入することですが、知り合いの中でちょうど車を売ろうとしている人、ましてやその中で自分の欲しい車両を持っている人なんて、探し出すのはなかなか難しいと思います。次にいいのは、大きめの中古車屋さんから購入すること。私はカーセンサーで「実際に観にいきたい」と思った車両が「フジカーズジャパン」という全国展開されているキャンピングカー販売のお店のものでした。大きいお店で安心感がありました。
これは私が車を購入してから知ったことですが、車の業者さんだけが入れる車のオークションが存在します。もし知り合いで、このオークションに参加できる方がいらっしゃるのなら、その方に頼ってみるといいかもしれません。本当に驚くくらいの破格で車が購入できます!
以下は、中古車購入時の注意点です。
・中古車を個人から買うのは注意が必要
・掲載されてる情報が正確とは限らない:水没事故にあった車両を、その事実を隠蔽して販売するような悪徳業者もいます
・車を下見する際は、車の知識がある人を連れて行って車両に問題ないかを一緒に確認してもらう
・車両下の配管部分が錆びていないか確認
・前はどのような用途で使われていたのか確認
・車の保証内容を確認
実際に車両をみて、問題がなければ問題なし!となれば、いよいよ契約書にサインをして購入します。
私は車の知識が全くなかったので、車に詳しい兄に同行してもらい、値段交渉を手伝ってもらいました。大幅な車両自体の値下げは難しいですが、自分でできそうな手続きは自分でやるようにすれば、その分の代行代がかからなくなります。しかし、本来代行してもらえるものを自分でやるというのは、初心者だと調べることも結構多く、効率が悪いのであまりお勧めはしません。私は購入時に車両のお金を用意するだけでカツカツだったので、全て代行してもらうということができず、いろんな手続きを自分でやることになりました(笑)
車を購入した当時、私は現役大学生なのでローンを組めるか不安でした。ローンを組むには審査に通る必要がありますが、結果、審査には通りませんでした。私の収入が安定していなかったことが原因だと考えられます。ローンを通すには安定した収入が必要なので、学生は基本組めないと思っていた方がいいと思います。
ここまでいかがでしたでしょうか?車種を決めるところから、予算をみて車両を決めるところ、そして実際に車を見るところなど、初心者には大変なことも多いです。私はわからないことがあるときは「〇〇についてご存じの方いらっしゃいますか〜?」とTwitterでツイートして、バンライファーの先輩方によく助けていただきました。
みなさん車の知識も改造の知識も豊富なので、Twitterでの情報収集もおすすめですよ^^もちろん、公的な情報収集もお忘れなく!
昭和女子大学の4年生。専門は中国語。コロナ禍で大学の授業がオンラインになり、軽バンを借りて、授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。1年後、ハイエースをかりて、またオンライン授業を受けながら1ヶ月間のバンライフを経験。現在は、現役大学生が本格バンライフをする「大学生×バンライフ」のための準備中。