大工歴20年のプロが本気出してバンライフを初めてみたら人生が変わった|鈴木大地
大工歴20年のプロが本気出してバンライフを初めてみたら人生が変わった|鈴木大地

大工歴20年のプロが本気出してバンライフを初めてみたら人生が変わった|鈴木大地

バンライフが大好きな28才!車中泊旅ライター。 「VANLIFE」の魅力を多くの人に知って貰えたら嬉しいです! ・Twitter: KCarstay

VANLIFERS特集では、車で生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は、「Neo大工」として、メルセデス・ベンツのトランスポーターT1Nでバンライフを通じて、新しいライフスタイルを提案する、鈴木大地(すずき・だいち)さんに、その魅力に迫りました!

鈴木さんのバンライフ歴と、そのキッカケを教えて下さい 

2018年9月から始めたので、ちょうど1年ですね。私は20年前から大工として建築業の仕事をしていまして、昨年タイニーハウスを活用した複合型施設「Tinys Yokohama Hinodecho」の制作に携わったんです。そこで、初めてタイニーハウスという「動く家」というコンセプトを形にしたんです。もともと、大きな車が好きで、いつかキャピングカーを購入してみたいな、とは思っていたのですが、なかなかキッカケがなくて。でも、この「動く家」の制作に関わってから、自分でも”バンライフ”を自分でカスタムして始められるのではないか?と思うようになりまして。いてもたってもいられず、気づいたら、1ヶ月後の2018年6月には納車していました(笑)

 

とにかくBIG!迫力があります...!

タイニーハウスから興味持たれたのですね!ちなみに、この車はあまり日本では見かけませんが、どんな車なんですか?

これは、メルセデス・ベンツのトランスポーターT1Nという車です。国産車も考えたのですが、自分の仕事道具を車に積んでも居住スペースがあるくらい大きいこと、そして身長172cmの僕でも社内で立てることが、生活するには必要だと思い、外国産の大型のバンを探していました。そしたら、たまたま運良くこのバンが中古で販売されているのを見つけまして。即決して、その後DIYに取り掛かりました。


確かに、この高さはなかなか国産車では難しいですよね。DIYする中で特にこだわった部分はありますか?

1つ目は、電源の確保ですね。寝るにも、仕事するにも、住むにも、まずは電気インフラが必要と考えました。そこで、ソーラーパネルを取り付け、バッテリーを2台搭載、さらに2000Wのインバーターと連結させました。その結果、電源のないような建設現場でも、電動器具を動かすことができるようになりました。2つ目は、「」ですね。木って落ち着ける空間をつくれると思っていて、その木の模様と匂いってとても大切だよなと。そこで、どのベニアにするかについて、ホームセンターで30枚並べて比較したりしました(笑) 


木の温もり溢れる素敵な空間...!

 

インスタグラムで「#Vanlife」の投稿をひたすら見ながら、それだけ空間づくりにこだわり抜いた結果、2018年9月に完成したとき、ちょうど龍本司運さんの「キャンパーフェス2018」に参加させて頂いて。先輩バンライファーの皆さんに褒めて頂けたのが嬉しかったですね。今では大好きな空間と一緒にいつもいるので、とても幸せです。

 

確かに素敵な空間…! まるで新築の建物のようですね。バンライフ始めた頃はいかがでしたか?

最初は、これくらい大きな車を運転したことがなかったので、細道が不安でしたね。今では、原宿の細道なども果敢に攻めることが出来ますが(笑)、当時はやはり不安でした。また、立体駐車場に停めることが出来ないので、それも困ったことはありますね。ただ、少しずつ慣れてくるとどんどん楽しくなってきました。

 

ここならぐっすり眠れそうです
 

例えば、私は今八王子に住んでて、職場は都心が多いのですが、片道2時間かかっているので、往復すると4時間。これを今までは通勤していたのですが、このバンなら、そのまま滞在出来ちゃうので交通時間を減らせたのは嬉しかったですね。あとは、余白時間を活用して、面白い飲み屋や銭湯などを見つけたら、時間を気にせずお酒を飲んでそのまま泊まれるのがバンライフの醍醐味です。

 

確かに、こんな快適な空間があったらどこでも寝れちゃいますよね。やはり大工のご経験が活きてると感じますか?

そうですね、確かにDIYのバンって結構故障するので、修理が必要になるとその間の滞在場所に困るという話はバンライファーの中ではあるあるなのですが(笑)、実は僕のバンはこの1年間、まだ一度も故障したことがないんです。車が走って揺れている状態って、建物で例えるとずっと地震が起こり続けているようなものなんですよね。その状況下でも、耐性があるDIYの滞在空間を作れたのは、やはり建築業での経験が活きているのかなと思います。そこの大工さん、バンライフ楽しいので一緒にやりませんか?(笑) 

 

イベントではいつも鈴木さんのバンに沢山の人が集まります

なるほど。でも、なかなか一般の人が鈴木さんのような完成度のバンをDIYするのって難しいですよね?

それはあると思います。ただ、DIYといっても、全部自分でやる必要はないのではないかと思います。私も建築のプロではあるのですが、自動車のプロではないので、車の整備についてはそちらのプロの方にお任せしています。なので、"バンライフ=全部自分でやるもの"でなくても良いかなと思いますね。その点、最近は特に女性でバンライフをやってみたいって方とても多いです。ただ、なかなか女性が自力でDIYをするのはハードルが高いって声をよく聞きます。なので、自分が出来ない部分はプロに任せて、企画とか、デザインとか、自己表現やこだわりを持ってる部分だけ自分でやってみる、くらいの感覚で気軽に始めてみても良いと思いますね。

 

2019年3月開催のつくばVAN泊でも、鈴木さんのバンは一際目立っていました

ちなみに、その場合はカスタムは鈴木さんにお願いできるんでしょうか?(笑)

そうなりますよね(笑) 実は、今までとても多くのご相談を頂いてて、これまでは”バンライフは遊びでやるから面白いのでは?”と思いお断りさせて頂いてたのですが、最近考えが変わりまして、今後はチャレンジしてみようと思ってます。やはり、「バンライフやってみたいけど、出来ない」という方のお手伝いが出来たら嬉しいなと。車全部でなくても、部分的に伸縮ソファーやネット・棚だけ作るなど、その人の希望にあったカスタムは出来るので、やってみようと思います!

 

おおお、それは大変心強いですね。きっと多くの読者さんからお問い合わせあるのではないでしょうか?さて、それでは最後に、鈴木さんが実践されている、新しい旅・暮らし“VANLIFE” に興味を持つ読者のみなさまにメッセージをお願いします!

僕も1年前までは、ずっとバンライフには興味があったのですが、なかなか始めるキッカケがありませんでした。でも、ひょんなことから縁があり、とりあえず始めてみるか!と意気込んではや1年、あのときの決断は間違いではなかったと自信を持って言えます。まずは、ぜひ僕のバンを見に来たり、イベントに参加したりしてみて、バンライフを体感してみて下さい。そうすれば、僕がそうだったように、きっとあなたの人生を変えるような出会いがあるかもしれませんよ。

お話を伺った方:鈴木大地(すずき・だいち)さんプロフィール

1979生まれ東京八王子出身。Neo大工。DDDinc代表 手槌真吾氏の元で、店舗改装、住宅リノベーション業界で事業展開。現在はバンライフに挑戦しながら、新しいライフスタイル作りを目指して奮闘中。

 

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