家を手放して中古キャンピングカーで旅を始めるまでにやったこと
家を手放して中古キャンピングカーで旅を始めるまでにやったこと

家を手放して中古キャンピングカーで旅を始めるまでにやったこと

2018年から家を断捨離して、中古キャンピングカーでバンライフ&リモートワークをしながら日本一周をしています。

私が家を手放し、バンライフでの日本一周を始めたのは2018年。当時はまだ「バンライフ」という言葉が今ほど一般的ではなく、情報も少ない時代でした。


そのため事前の準備や必要な手続きなど全て自分で調べ、タスクとしてまとめ、ひとつひとつ対応していかなければならず、とても大変だったのを覚えています。


そこで今回は、私が家を手放してバンライフするまでにした準備をご紹介します。


これからバンライフを考えていたり、今の家や生活をどう整理していこうか考えているかたのご参考になればうれしいです。

それまで乗っていたクルマから、キャンピングカーに乗り換える


2018年、それまで車中泊旅を楽しんでいた軽自動車を手放し、新たに中古のキャンピングカーを購入。目標のバンライフに向けて、まずはキャンピングカーを受け入れる手続きからスタートしました。

中古買い取り業者の比較

軽自動車を手放すにあたり、中古車買い取りの業者を探すところから始まりました。ネットで一括査定をしたところ、すぐに数社から電話がかかってきて驚きました。結局買い取りをお願いしたのは地元密着型の業者でした。


CMなどでよく見かけるような「高価買い取り」を謳う業者は、査定額がそこまで高くなかった印象です。電話がたくさんかかってくるストレスはありますが、一括査定を申し込んで複数の業者から見積もりを取ることで、高額で買い取ってもらうことができますよ。

 キャンピングカー納車までの手続き

軽自動車を手放す準備を進めながら、同時進行で新しく購入するキャンピングカーの登録手続きもしなければなりません。私たちのケースでは、軽自動車を手放してからキャンピングカーを納車する必要がありました。


購入を決めてから納車まで、販売店で3週間ほど預かってもらい、その間に様々な書類をそろえました。


実はこの時点では私と夫は入籍をしておらず、事実婚の状態でした。キャンピングカーの所有者や保険の登録などの都合で、このタイミングで入籍をすることなり、さらに手続きが増えることに。


まだサラリーマンとして会社に勤めていた時期なので、かなりスケジュールの詰まった日々でしたが、必要な書類や手続きを最初に洗い出して置いたことで、無事に全ての手続きを終えることができました。

家財道具や持ち物の整理

地域のゴミ収集日をフル活用

キャンピングカーを購入してからバンライフをはじめるまでの約3か月は、家の中のものを少しずつ手放していきました。家具家電はギリギリまで使うものが多いので、衣類や小物などオフシーズンのものから整理を始め、徐々に減らしていくのがコツです。


自治体によっては、1度に捨てられるゴミの量が決まっていることもあります。ルールを確認しながら計画的に処分するようにしましょう。


粗大ゴミは回収日が限られているため、多少生活に不便が生じても順番に減らしていくようにしました。

 大きな家具や家電はジモティーやメルカリを活用

大きな家具や家電は、ジモティーやメルカリを使って引き取ってくれる人を探しました。家を手放す日が決まっていたため、「この日までに売れなかったら処分する」と期間を決めて順に処分しました。結果として、全て引き取り手が見つかり処分費用は0円で済みました。


ただし、こういったサービスでは突然のキャンセルがあることを頭に入れておきましょう。実際に私も直前にキャンセルされてしまい、慌てて再出品したことがあります。


この時はまだ日程に余裕があり、無事に新しい受け取り手が見つかりましたが、退去日当日に受け渡しをキャンセルなんてことにならないよう、注意が必要だと感じました。

 退職後やバンライフの途中でに必要な書類の洗い出し


旅を続けている間は、郵便物などを受け取ることができません。荷物に関してはコンビニなどで受け取れるサービスもありますが、税金や保険料などの公的な書類に関しては、住民票登録住所で受け取る必要があります。


まずは旅の間に必要となる書類を洗い出しました。私は通院の関係で、旅の途中も定期的に住民票登録住所に戻っています。居住区を管轄する役所に問い合わせたところ、「長期旅に出ていると認識」されるとのことで、書類関係の登録もスムーズに済みました。


この際、税金や保険料など、まとめて前納できるものは支払いを済ませておきました。こうすることで書類の受け取りのためにスケジュールを調整する必要がなくなります。

 車両に積み込む荷物の準備


荷物はかなり減らしたつもりですが、それでも全て載せてみるとすぐに収納棚はいっぱいになりました。本当に必要なもの、どうしても持っていきたいものに絞ってあったので、なんとか全て積み込むことができて安心しました。


私の場合は車体が大きく収納スペースの広いキャンピングカーだったこともあり、予定していたものが全て積み込めましたが、もっと車体が小さいクルマだと追加で処分しなければならないものが出てくる可能性があります。


出発ギリギリではなく、事前に荷物が全て詰めるか確認しておいた方が安心ですよ。

バンライフ中の生活のイメージをつかむ


旅を始める前に、実際のバンライフのイメージを膨らませ、下調べを入念におこないました。


バンライフで日本一周をする上で必要になるのは、寝泊まりをするスポットの情報だけではありません。ゴミを引き取ってくれる施設や、水を補給できる場所、生活排水を処分できる場所も調べておかないといけません。


そういった生活のための情報収集と並行して、日本一周を始めたら立ち寄ってみたいスポットなど、楽しい情報もたくさん集め地図に落とし込んでいきました。



▼車中泊スポット探しはこちらから


晴れてバンライフ開始


今回は実際に私が「家を手放して中古キャンピングカーで旅を始めるまで」に準備したことについてご紹介しました。


「家を手放して旅にでる」ための準備は、思いのほかたくさんありました。どれかひとつ忘れていただけでも、旅のスタートから予定が狂ってしまいます。事前に必要なタスクを洗い出し、漏れがないように対応しましょう。


私はキャンピングカーを購入し日本一周することを決めてから約3ヶ月後に、家を手放してバンライフでの日本一周をスタート。この記事を執筆している時点で1,000日以上バンライフでの旅を続けています。


旅のはじめて最初の1年で感じたのは、面倒な書類関係をまとめて処理することで、快適に旅を楽しめるということです。いまでも役所関連の手続きなど、まとめてできるものに関しては、できるだけ1度に済ませるようにしています。


面倒なことを後回しにせずに先に済ませておくことで、その後の旅が快適になります。ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね。


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