北海道で精神的な豊かな生活を送るため、私はワーゲンバスでバンライフをはじめた|赤松祐一郎
北海道で精神的な豊かな生活を送るため、私はワーゲンバスでバンライフをはじめた|赤松祐一郎

北海道で精神的な豊かな生活を送るため、私はワーゲンバスでバンライフをはじめた|赤松祐一郎

バンライファー夫婦のとおるんよしみんです!日産キャラバンで車に住むおうち型バンライフをしながら日本各地を旅しています。 2018年は世界一周、2019年6月から日本一周中。車中泊初心者&女子向けの情報を発信中(^^)!

VANLIFERS特集では、車生活する次世代のライフスタイル「VANLIFE(バンライフ)」を送る、素敵な方々をご紹介します。今回は"ワーゲンバス"でバンライフをしている「VANLIFE HOKKAIDO」こと赤松祐一郎(あかまつ・ゆういちろう)さんです。今回は、オシャレなワーゲンバスでのバンライフについてインタビューしてきました!

自分にとって必要な豊かさは、金銭的・物質的なものではなく、時間的・精神的なものだった!

赤松さんがバンライフを始めたキッカケを教えて下さい

大学の卒業旅行で友人4人とアメリカ・カナダでキャンピングカーをレンタルして約1ヶ月間バンライフをしたのがきっかけです。アメリカとカナダでスノーボードをするために各地のスキー場をキャンピングカーで周りました!男4人で車旅をすると車内が臭かったですが、とてもいい思い出です!(笑)



その時は学生だったので、そこまでお金をたくさん持っているという訳ではなかったですが、キャンピングカーを借りる事で安く旅もできました。特にスキー場の近くは宿泊代が高いですが、キャンピングカーの中で寝ることができるので安く済みます。旅行中はキャンピングカーのどの場所で寝るのかを決めるジャンケンをしていました。負けた人は狭いところで寝ることになるので、ジャンケンをするのは嫌でしたが男4人で毎晩盛り上がりました。


日本よりアメリカやカナダはバンライフという文化が広がっており、キャンプ場に長期滞在して生活している人を見て「自由に生活していていいな」と感じました。



そして、大学卒業後はビール会社で会社員として数年間働いていました。いわゆる大手企業で、給料・福利厚生などは良かったです。しかし、週5日の労働で残業があり外食も増え、3LDKの家は帰ってきてシャワーを浴びて寝るだけ。外食費、家賃がかかりそのお金を払うために働くという繰り返し・・・。"給料は入ってくるが、疲れ切って土日に好きなことがあまりできずに、何のために働いているか?"と疑問を抱き、サラリーマンの退職を決意しました。 


その後、「金銭的・物質的な豊かさではなく、時間的、精神的な豊かな生活を送りたい!」と思い、バンライフをスタートました。20代ですが、家も引き払って、ワーゲンバスが我が家になりました (笑)

 

すごい決断ですね...!こちらの、おしゃれなワーゲンバスについて、詳しく教えて下さい

1978年式のワーゲンバスタイプⅡのレイトレイトモデル(最後期型)です。1年間ぐらいインターネットでずっと探して、この車を発見した時にピンときて「この車だ!」と思い買いました。キャンピングカー仕様の車を購入したので、天井に木の板を打ち付けたのと、カーテンを取り付けたくらいで、ほとんど改造はしていないです。べッドは1人ではゆったりと寝られるスペースもあり、快適です!


そして、ポップアップすることもできるので、車内で調理する時は立つこともできますし、広くて見た目もかっこ良くなるので、とても気に入っています。



車内に収納もできるようになっていて、アウトドアのグッズも入っています。キャンプやスノーボード、サーフィンもでき、山に行ったり海に行ったり自然を味わうことが好きです。1978年式と古いですが、エンジンを修理してエンジンがかからなくなったことはなく、快適にバンライフをしております!最近はバンバーについていた錆を取って塗装もしました!


テント泊よりも車中泊!自分の部屋のように過ごせる快適空間

とってもお洒落です...!北海道ならではバンライフの楽しみ方を教えて下さい

アウトドアが好きなのでキャンプ、スノーボード、サーフィンなど一年中アウトドアを楽しんでいます!バンライフをしているので、アウトドアグッズは車に乗せる事ができとても楽ですし、疲れたら車の中で寝ることもできるので最高ですね。



サーフィンは始めて3年くらいサーフボードの上に立つ事ができませんでしたが、猛練習の結果、今は立つ事ができるようになったので、海辺に車中泊して、朝起きてサーフィンをする事が多いです。



また、キャンプもするのですが、テントではなく車内で寝た方がもう自分の部屋みたいでとても楽で落ち着くんですよね。テントを立てなくていいし、片付けもありません。そしてクラフトビールが好きなので、いつも車内にストックしてあってよく飲んでいます。ベーコンやハム、ソーセージなどを焼いてそれをつまみながらクラフトビールを飲むのは最高です!その様子はYouTubeチャンネル「バンライフ北海道」にも載せています!


バンライフ生活を始めることを迷っている人を背中を押す存在になりたい!

ちなみに、バンライフをしていてたくさんの出会いがあると思うのですが、思い出に残っている出会いはありますか?

バンライフを始めてから、車で移動でき、場所に縛られることもないので、以前よりフットワークが軽くなりました。そうすることで、本当にたくさんの出会いがありました。特に印象深いのは大学の時の友人、そして今はバンライフ仲間の生活冒険家ナル(赤井成彰に北海道で再会したことですね。

 


まだバンライフを始めていない頃に、ナルに「バンライフしてみたいんだよね」と話した時、ナルも「俺もバンライフしたいと思っていたんだよ」と話が盛り上がりました。そして、2年後お互いバンライフを始めて、バンで生活していて面白いなぁと思いました。彼とは"自由なライフスタイルが好き"という共通点がありますね。

2年間で実現しちゃうのがすごいです...!ちなみに、赤松さんは今からそして数年後の将来の野望はありますか?

今はバンライフをしながら、ブログやYouTubeそしてライターもしていますが、今後はもっとたくさんの人に見てもらえるように活動を続けていきたいなと思っています。それで生計をきちんと立てて、バンライフという新しいライフスタイルのロールモデルになり、"サラリーマン辞めたいけど、なかなか動けない"という人たちの背中を押す存在になりたいですね。



それから、将来は数ヶ所にタイニーハウスを置き多拠点に住むのも楽しいかなと思っています!夏は海の近くでサーフィンを楽しみ、そして冬は雪山の近くに移動してスノーボードを楽しみ自然を感じたいですね。それができれば僕は幸せなので、自分の時間に余裕ができたら、人様のために役に立てるような事もできればいいなと考えています。


自分の理想のライフスタイルを見つけられる!

最後に・・・バンライフに興味があるけど、まだ挑戦した事ない方へメッセージをお願いします!

僕はバンライフをやってみて、自分の理想のライフスタイルにマッチしていたので、本当にあの時やって良かったなと思っています。家を引き払ってバンライフをするというのは、少しハードルが高いように感じる方も多いと思いますが、少しでも興味があるのであれば、まずは週末バンライフから試してみるのはおすすめです!バンライフももちろん大変なところもありますが、学びもたくさんあります。人生において、必ず良い経験になると思います。



また、バンライフは"我慢生活"と思われる方もいるようですが、そんな事はありません。家に住んでいた時にシャワーだけ浴びてしましたが、今では色々な銭湯や温泉に行くことができ、家に住んでいた時より贅沢をしています!また観光地でご当地グルメを食べるという楽しみ方もあります。そんな、自由で豊かで、素敵なバンライフの世界に、この記事を通じて1人でも多くの人が興味を持ってくれたら嬉しいです。一緒にこっち側で楽しみましょう!

お話を伺った方: 赤松祐一郎(あかまつ・ゆういちろう)

ワーゲンバスで北海道バンライフを満喫している。スノーボード、サーフィンなども北海道の大自然を身体で感じる遊びを楽しみながら、バンライフされている姿は魅力で溢れていました。今後の活躍にも目が離せないです!




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